【1412】地域が求めるものと、病院の経営戦略

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

1412日目。医療経営の森より、中神がお届けします(^_^)

しばらく医療経営士の試験対策も兼ねて、長英一郎さん作成の医療経営士1級の予想問題集より学びをシェアします。

(旧年度版です。最新版は、以下からどうぞ。)

今日のテーマは「地域が求めるものと、病院の経営戦略」。

地域から求められる病院とは、どのような医療機関でしょうか。
どのような戦略を立てるべきでしょうか。

ミッション、ビジョンがあり、外部環境と内部環境を分析し、将来の戦略が決まります。

まず、外部環境の大枠は、人口が減少し、高齢化が進む、ということ。
これは、どの地域でも共通する未来です。

これによって生じる課題は、通院が困難になる患者さんが増えることへの対応。
退院後、自宅に戻れない、施設への入居を必要とする患者さんが増えることへの対応が挙げられます。

そのような社会背景がある中で、自院の資源、内部環境を踏まえて、どのような対応をとるべきか、という問いに答える必要があります。

問題集に出てくる事例病院は、病床数が205床、病床稼働率が80%という状況です。
比較的、低い稼働率といえます。

診療報酬では、200床を基準に算定できる項目が変わります。
例えば、199床以下になることで、諸要件を満たせば在宅療養支援病院になることもできます。

その他、かかりつけ医としての点数や、地域包括ケア病棟の算定要件も変わります。

急性期と在宅療養支援。どちらの役割を担うのか。
これも一つの戦略ですが、どれを選ぶかは、地域の医療資源にもよります。
どこにポジショニングを置くか、今後、ますます選択を迫られていくでしょう。

中小病院であれば、
ある程度の急性期も対応する、
そして、かかりつけ医としての機能として、在宅患者のバックアップも行う、
他院からの急性期からの受け入れも行う、
といった機能が求められるかもしれません。
または、回復期の機能が求められるかもしれません。

地域の状況にあった医療機能は何か正しく知る必要がありますね。

その他の視点としては、患者に選ばれる病院という点においては、職員や、その家族も潜在患者ということも大事です。
患者利益を重視した医療が、内部からの支持、自然な口コミに繋がります。

また、健康セミナーなどでの健康の啓蒙も必要です。
予防につながり、健診の受診にも有効です。

一つ一つ地域のために取り組んでいくことが結果として、その地域に欠かせない存在となる要因になっていきますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)

この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)

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