【1437】バランスとスコアカードと目標管理制度の違いとは?
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
中神勇輝です!
1437日目。「病院経営の理論と実践塾」より、日々の学びや気づきをお知らせします(^_^)
しばらく医療経営士の試験対策も兼ねて、長英一郎さん作成の医療経営士1級の予想問題集より学びをシェアします。
今日のテーマは、昨日の内容に関連して、「バランストスコアカードと目標管理制度の違い」についての問題です。
2つの切り口として「視点」と「戦略」で違いを確認してみましょう。
まず、視点について。
バランストスコアカードは、視点が「包括的」であることが特徴です。
4つの視点で、病院経営を見る、ということです。
「患者、業務プロセス、学習と成長、財務」の4つの視点で包括的にバランスをよく見ていく点が違います。
また、病院全体のビジョンを見据えた先行指標を設定することもポイントです。
目標管理制度は、法人全体とよりも「各部門や個人の個別」の視点になりがちという特徴がありますね。
次は、戦略について。
組織の理念やビジョンがあって戦略があります。
「戦略が先」というところがポイントですね。
そこから部署や個人の目標に落とします。
その一方、目標管理制度は、どちらかというと「部署や個人の目標が先」です。
もちろん、目標管理制度の運用次第のとこもありますが、法人全体の戦略との連動が不十分な部分が大きな違いです。
法人の理念、ビジョン、戦略あっての部署目標であり、個人目標です。
仕組み化し、理念の実現に向けて進んでいきたいですね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)