【1439】地域医療連携におけるクリティカルパス(クリニカルパス)

2022年6月6日

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

中神勇輝です!

1439日目。「病院経営の理論と実践塾」より、日々の学びや気づきをお知らせします(^_^)

しばらく医療経営士の試験対策も兼ねて、長英一郎さん作成の医療経営士1級の予想問題集より学びをシェアします。

(こちらは旧年度版です。最新版は、以下からどうぞ。)

今日のテーマは「地域医療連携におけるクリティカルパス(クリニカルパス)」について考えてみましょう。

今回は、院内のみのクリニカルパスではなく、他の医療機関や地域とのクリニカルパスの運用構造について、疾患別で考えてみましょう。

大きく二つ、大腿骨頸部骨折のパスと、がんや糖尿病のパスの違いについて、です。

一つ目は、大腿骨頸部骨折のパス。

大枠は、手術を受けて、リハビリを行い、在宅へ復帰、という流れです。

院内での手術実施。
その後、回復期の病院に転院する、
そして、必要時、地域のクリニックで経過を見る。

私も施設基準の届出で関わったことがありますので、この流れは記憶に残っています。
自分の病院や同じ病院間での運用が多く、シンプルなので、比較的、運用しやすいのが特徴だと思います。

二つ目は、がんや糖尿病のパス。

自分の病院や他の病院の間だけでなく、在宅診療を担う、かかりつけ医や、ケアマネージャーの関わりが深くなります。
つまり生活と密着する治療になりますよね。

骨折系の疾患は、治療して回復して一段落しますが、がんや糖尿病のように治療が長く続くような疾患の場合、どうしても地域との関係性が問われます。
治療、ケアの体制を整えることが大事になります。
地域と協力しながら患者さんを支えていく。

地域連携、多職種連携がより必要なパス、と言えますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)