【1449】医療事故がもたらす患者や病院の負担
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
中神勇輝です!
1449日目。「病院経営の理論と実践塾」より、日々の学びや気づきをお知らせします(^_^)
しばらく医療経営士の試験対策も兼ねて、長英一郎さん作成の医療経営士1級の予想問題集より学びをシェアします。
今日のテーマは、リスクマネジメント・クライシスマネジメントの視点から、「医療事故がもたらす患者や病院の負担」について考えてみます。
患者の立場で考えると、医療事故に遭遇した患者は、まず身体的、精神的な障害を生じます。
最悪の場合、命を失います。
本来、必要ない追加診療を受ける必要もあります。
医療機関の立場から言えば、追加診療を行わなければなりません。
また被害に応じた賠償も必要になってくるでしょう。
患者にとっても家族にとっても、苦しい思いをします。
スタッフにも、負担がのしかかります。
そもそも医療提供にはリスクがあります。
その不確実性を踏まえた事故を起こさない対策と、起きてしまった時の2つの対策を考える必要があります。
医療におけるリスクは、患者の身体への侵襲性の高さが挙げられます。
メスを入れたり、注射といった異物を注入したり、間違いなくリスクが大きいです。
そういったリスクへのマネジメントや、事故を避けきれなかった場合にどのように対応するのか、というクライシスマネジメントを考える重要性は明らかです。
患者、病院にとって大きな負担となる医療事故を防げるように、リスクマネージャー会議など、医療安全委員会の活動は大変重要なことがわかりますね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)