【1467】医療法人の形態(社団・財団、持分の有る・無い)
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
中神勇輝です!
1467日目。「病院経営の理論と実践塾」より、日々の学びや気づきをお知らせします(^_^)
しばらく医療経営士の試験対策も兼ねて、長英一郎さん作成の医療経営士1級の予想問題集より学びをシェアします。
今日のテーマは「医療法人の形態」について。
医療法人には大きく2つあります。社団医療法人と財団医療法人ですね。
この区分は、
「何を基盤として作られた団体か」
という括りです。
・社団医療法人は、出資者、人の集まりを基盤としています。
・財団医療法人は、財産を基盤としています。
社団医療法人には、
・持ち分にある
・持ち分のない
で分かれます。持分とは、財産権のことですね、
現在、新規で、持ち分のある医療法人になることはできません。
持分なしの医療法人には、
社会医療法人や、特定医療法人もあります。
より公益性が高い形態です。
社会医療法人は公益性が高く、不採算領域を担当する役割があります。
そのため、一般の医療法人と比べてメリットも多くあります。
医療法人化によって、
・本来業務の法人税が非課税
・救急医療等を行う施設の固定資産税が非課税
・社会医療法人債が発行
・預金利息等の源泉所得税が非課税
・収益業務の実施
などのメリットがあります。
どの医療法人を目指すのか?
地域に欠けている医療があり、自院で対応できる分野があれば、目指してみるのも1つですね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)