【理論と実践】かかりつけ医機能の強化のために必要な施策とは?
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令和4年8月18日 病院経営の理論と実践 1558号
■かかりつけ医機能の強化のために必要な施策とは?
中神勇輝(なかがみゆうき)
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こんばんは。中神です。
今日は娘の看病でした。高熱が出て大変です。
明日もお休みが必要かもしれません。
最近は、医療経営士1級試験の受験に向けた学習内容のアウトプットです。
本日は、「かかりつけ医機能の強化のために必要な施策とは?」
ということについて、考えてみます。
文字にすることで自分の認識不足がわかり、有難いです。
では、本題です。
かかりつけ医機能が求められています。
なぜでしょうか?
患者さんが、地域で安心して暮らせるために必要なことです。
ここに相談すれば良い、そんな主治医を持てることは嬉しいです。
プライマリケア・初期症状は、かかりつけ医で担当し、
専門的な治療、高度な治療が必要な場合は紹介する。
医療・介護連携の軸となる存在です。
では、どんな施策が考えられるでしょうか?
例えば、以下の2つです。
・診療報酬での評価
主に国ですね。
かかりつけ医の機能を評価する診療報酬の点数があります。
機能強化加算や地域包括診療料などは、わかりやすい例です。
診療報酬の設定と、実務が噛み合わないこともありますが、それでも推進の動機づけになります。
また、病床規模に応じた診療報酬の制度設計も大きな影響を与えます。
200床は、評価の大きな境目になっています。
・啓蒙活動
主に、地域や医療機関の取り組みになるでしょう。
テレビ等での啓蒙、地域住民への啓蒙など、
マスコミで行えるものもあれば、市町村でできることもあります。
医療機関から発信できるものもあります。
コミュニティーの企画、健康講座など、啓蒙していきたい内容です。
機能の明確化も重要です。
自院がどのような機能を持っているか、示すことも有効です。
今日は、これぐらいにしておきます。
では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)