【理論と実践】生産のために必要な労働や資本の効率的な投入(費用との関係性)

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令和4年9月21日 病院経営の理論と実践 1592号

■生産のために必要な労働や資本の効率的な投入(費用との関係性)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

寝違えて、左肩周辺が痛いです。
もしや四十肩?

・・・しばらく様子を見ます。

さて、今日も経済学の学びを進めています。
中小企業診断士一次試験、令和4年度の第14問です。

財の生産の際、労働や資本といった生産要素の効率的な投入が求められます。
等算出量曲線と等費用線が描かれたグラフが用意されています。

縦軸には資本量、横軸には労働量、ですね。

改めて、問題文を見ると、「曲線」とか、解答に必要な言葉が書かれています。
過去問から、どうせこんな問題でしょう、と早合点していたように思います。
問題文、適当に読み流したらダメですね。

1)等費用線の傾きは、賃金が下落すると、急勾配に描かれるかどうか?

これは、不適切、ですね。

横軸が労働量です。賃金とは、労働の対価です。
会社が労働者に支払うコストが減れば、いっぱい雇用しますから、
労働量が増えます。

よって、労働量が増えれば、グラフ上は、右側にシフトしますので、
緩やかになります。

急勾配ではない、ということでした。

2)費用が増加すると、等費用線は、右側にシフトするかどうか?

適切、ですね。

資本量と労働量と、産出量と費用の関係を示されたグラフです。
資本や労働との対価が「費用」ですから、
資本や労働量と費用の関係を示された直線は変化(増える)しますね。

3)縦軸の切片の値は資本のみを投入する場合の費用を示しているか。

一見、適切のように見えますが、不適切、とのことです。

この場合、「費用」でなく、「資本量」が正しいです。
グラフで示されているのは、あくまで資本量であり、費用ではありません。

とはいえ、等費用線の切片なので、
費用と捉える受験生が多かったのではないだろうか、と思う今日この頃です。

2番は等費用線のシフト、
3番は切片が費用を示しているかどうか、
問題の設問のニュアンスが難しい・・・。

問題文の適切な読み取りができるかどうか、これは慣れでしょうね。

会話と同じかもしれません。
色々な人と会話することで、
パターンが増え、より多くのことに対応できるようになりそうです。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。

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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)