【理論と実践】短期で考えるから無駄と感じる、であれば?
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
ご友人等へのメルマガ紹介はこちらから。
https://www.mag2.com/m/0001682907
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
令和4年10月8日 病院経営の理論と実践 1609号
■短期で考えるから無駄と感じる、であれば?
中神勇輝(なかがみゆうき)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おはようございます。中神です。
引き続き、ビジョン策定について。
未来思考のワークショップにおいて、論理思考を身につけた人ほど、
気持ち悪さを感じる、という話があります。
そんな現実味のないことを・・・と思うでしょう。
どうせ無理。
途方もない「あったらいいな」を話していると、そんな考えが出てきます。
では、その話し合いは無駄なのか、というと、
そうでない。
なぜ、無駄と感じるのかを考えますと、
物事を短期で考えるからです。
フォーキャスト
バックキャスト
という考え方があります。
フォーキャストは、現在の延長線上に未来を描くことで、
かつ短期的になりやすいです。
(もちろん大事なことですよ)
ただ、3年先のことを考えるとき、
タケコプターができている、と思ったら、
バカいってんじゃないよ、と思います。
では、30年後では、どうでしょうか。
一概に、あり得ない!とも言えないのではないでしょうか。
ドローンが飛んでいる未来を想像できていたでしょうか。
そのうち、人間が空を飛んでいることもあり得そうです。
そういった妄想のような話を、
話し合う時間を取ること、
考える時間を取ること。
これらの話し合いをする、未来を常時、見続けることによって
・経営環境の変化や新たなビジネスチャンスに気づく
・ノイズを排除しながら正解に辿り着く
この作業を無駄と思う人に、そのようなチャンスは永久に訪れない、
と言われます。
アンテナを高くする、とも言われます。
30年先を見据えれば、できる未来があります。
ありたい未来を描く。
バックキャストで(そんな未来ができるとしたら、今、どんなことをしますか?)
短期計画を立てて、積み重ねていく、
そんな思考と作業が必要ですね。
(参考書籍:「2030経営ビジョンのつくりかた」日本総研 未来デザイン・ラボ)
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
この記事を書いたのは、こんな人。
ーーーーーーーーーーーーーーー
地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)