【理論と実践】トップも、現場も頭を使う

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令和4年10月9日 病院経営の理論と実践 1610号

■トップも、現場も頭を使う

中神勇輝(なかがみゆうき)
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こんばんは。中神です。

ビジョンは、トップダウンで決まることもあります。

その策定で、問題なく行くことも多々あると思いますが、
VUCA時代に、それでも良いのか、
ということが言われています。

Volatility(変動性)
Uncertainly(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)

ですね。

トップの頭脳だけでは、対応し切れない時代に来ています。

そこで、ポイントになるのが、大勢の頭脳を使うこと。

トップだけに頼ってしまうリスクはあります。
それは、経営者の能力の限界が組織の能力の限界になってしまう、
ということ。

経営層だけで考えられることには限界があります。
見えている視点が固定的だからです。

現場だけでも、難しいです。
近視眼的になりがちだからです。

ということで、トップ50%、現場50%、という意見の出し合いが大事になります。

しかし、意見よ、集まれ!といっても、簡単には集まりません。
そこで仕掛けが必要です。
ワークショップといった話し合いの場、
新しい情報を記載するフォーマットなど、ですね。
今まで、触れてきた内容です。

将来を考えるのは、

トップの責任ですか?
経営企画の責任ですか?
現場の責任ですか?

全員が取り組める仕組みを作る、
という点ではトップや経営企画の役割は重要です。

しかし、意見を聞く場を求められているのであれば、
そこにコミットしていくのは、現場の役割でもあります。

良い未来を作っていきたいものです。

(参考書籍:「2030経営ビジョンのつくりかた」日本総研 未来デザイン・ラボ)

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)

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