【理論と実践】医師の働き方改革に向けて

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

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令和5年4月2日 病院経営の理論と実践 1785号

■医師の働き方改革に向けて

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜最近のブログのテーマ〜

・平日は、中小企業診断士関係
・土日は、医療・介護経営関係

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、

医師の働き方改革、熱いトピックですね。

2024年4月は医師の時間外労働の上限規制が適応されますね。

その他では、

・勤務のインターバル制度
・労働時間の適正な把握の義務づけ
・年5日の年次有給休暇の取得

など、 記憶に新しいです。

労働者を取り巻く環境は大きく変わってきています。

特に、医師の働き方改革については、一部医療資源の少ない地域や病院では、
長時間の時間外労働が多く、健康に問題が生じている、ということもよく聞きます。
医師の過労死ということも人ごとではありません。

持続可能な医療提供体制の構築に、医師が働きやすい環境の構築は必須ですよね。
その一つがDX化です。
これは、全職種に共通することです。
事務の立場でも、施設基準等の届出書類で減った事務作業もありますが、
紙でのやり取りが続いている事務作業もあります。
事務方の働き方改革にも着手が必要です。

宿日直許可の申請も必須です。

さて、関連して、医療関係職種の業務範囲の見直しも行われています。

診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技師、救命救急士です。
見直しが行われた狙いは、タスクシフト・タスクシェアを推進するためです。
医師にしかできない仕事を少なくすることは、他の職種の可能性を広げることももつながっていきます。
できる業務範囲を増やすことは、仕事や職種の垣根を崩すことにつながります。

医師が健康、職員が健康だから、患者さんの健康・病気に向き合うことができます。
2024年4月は、働き方改革のゴールでなく、スタート。
持続可能な医療の提供体制に向けて、しっかり準備していきましょう。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。