【理論と実践】和することと組織の目的

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令和5年4月17日 病院経営の理論と実践 1800号

■和することと組織の目的

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日は、

「和することと組織の目的」について考えてみたいと思います。

とある方から聞いた話の振り返りです。

さて、桃太郎のお話は有名です。

桃太郎の目的は、鬼を倒すこと。

その道中、仲間を増やして行きます。

イヌとサルとキジですね。

ここで思い出すのは、「イヌとサル」の関係性です。

「犬猿の仲」

誰もが聞いたことがある言葉と思います。

とても仲が悪いことを表現するときに使います。

しかし、桃太郎の逸話では、一致団結して鬼を退治します。

なぜ可能なのでしょうか?

きび団子があったから、でしょう。

そうかもしれません。

しかし、一番大事なのは、目的だと思います。

一緒になって何をするのか?

きび団子は、チーム結成のきっかけになりましたので、大事な要素です。
しかし、一番大事な要素は、目的です。

桃太郎であれば、鬼退治をする、という共通の目的のためにチームができました。
その医療法人が成し遂げたい目的を言語化し、共感してもらうことが大事です。
その目的を実現するための組織です。

しかし、組織は、人の集合体です。
特に医療・介護業界は、人ありきのサービス事業です。
「好き・嫌い」
「得意・苦手」
人には、いろいろな感情があります。

私にも苦手な人がいます。
腹が立つこともあります。
職場に行きたくなることもありました。
和する努力と言われても、綺麗ごと、と思うこともありました。
目的を言語化し、共感してもらうだけでは、人はついてこれませんので、
安心安全な職場環境を整備する(きび団子を準備する)ことも重要です。
仲間が大事です。
目的がいくら崇高なものでも、心身がもちません。

・目的である鬼退治、「人が集まって何をするのか?」
・一緒にいるためのきび団子、「安心安全な職場環境づくり」

この2つをしっかり整えて働きたい、と思うエピソードでした。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。