【理論と実践】コミュニティー・アカウンタビリティーの具体的手法

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令和5年5月17日 病院経営の理論と実践 1830号

■コミュニティー・アカウンタビリティーの具体的手法

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、 医療経営士1級受験対策ということで学びを使用していきたいと思います。
(長英一郎さん作成の問題集より)

コミュニティー・アカウンタビリティーという言葉、ご存じでしょうか。

私は正直、どこかで聞いたことがあるな、という程度の認識の薄い言葉でした。
問題集の良いところは、こういった言葉を網羅的に知ることができることです。

このコミュニティー・アカウンタビリティーの具体的な手法にどんなものがあるでしょうか?
確認してみたいと思います。

【そもそも】

まず、コミュニティー・アカウンタビリティとは何でしょうか?

これは、コミュニティー内で問題や課題に対して、それぞれ責任を持つこと・共有することですね。

コミュニティーとは、言い換えれば、組織のようなものでしょう。
病院という組織でも、問題や課題はいろいろあります。
それぞれが無責任で、共有していなかった場合、どうなるでしょうか。

問題が悪化していくことが、 火を見るより明らかです。
他責思考の行く末と言っても良いかもしれません。
問題が蓄積し、肥大化して取り返しがつかなくなってから対処することになりかねません。

コミュニティーの中で問題や課題を言語化して、責任を持っていく・共有していくことの重要性が示唆されます。

個人と組織が互いに関わり合い、
コミュニケーションをとっていく・対応していく・解決していくことが
コミュニティー・アカウンタビリティーの目的ですね。

【手法】

その具体的な手法ということで、3つ紹介されています。

1つ目は、目標や価値観の明確化・共有化です。
2つ目は、意見交換や議論の場を作ってコミュニケーションをとって対応することです。
3つ目は、フィードバックを積極的に受ける体制を作ることです。

まず、目標や価値観の共有すること。
共有せずにいたら、組織としてコミュニティーを作る必要がないです。
目標や価値観を公表し、共有するからこそ、集まる意味が出ますし、個人ではできない大きなことができます。
人が集まっただけでは、烏合の衆です。
目標・価値観、大事です。

コミュニケーションをとっていくこと。話し合っていくこと。
そして、話し合いの中で、お互いの意見を突っぱね合ってしまっては、元も子もありませんので、
フィードバックを受け入れられるような空気作り・設定も大事ですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。