【理論と実践】情報システム開発に関する基本的な言葉

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令和5年5月19日 病院経営の理論と実践 1832号

■情報システム開発に関する基本的な言葉

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、経営情報システム、過去問から学びのシェアです。
同友館の「過去問完全マスター」が参考図書です。

情報システム開発に関する基本的な言葉を押さえます。

1、ウォーターフォール型

要件定義、基本設定、外部設計、内部設計、プログラミング、各種テスト、運用という一定の順番を経て実施していきます。
工程の後戻りをしないことが理想です。

(H28.17の過去問の一部を紹介します)

要件定義書は、発注者の要求内容を踏まえて作成します。
要件定義すべき内容が抜けるのは、要件定義書作成の過程で生じます。

その要件定義から設計を行なっていきます。
開発者の認識間違い・誤認・拡大解釈は、要件定義書から外部設計の過程で生じます。

2、RAD

プロトタイプを繰り返し作成していく中で、評価や改善を行い、完成に近づけていく方法です。
少人数のチームで行っていきます。

3、XP(エクストリームプログラミング)

進化するビジネス環境に対応して、ソフトウェアを開発するアジャイル開発プロセスの代表例の1つです。
具体的には、エンドユーザーがストーリーを伝え、開発側がプログラムを作成した後、
ソフトウェアの内容が適切か確認するため、ユーザーが受け入れテストを行います。

4、ペアプログラミング

XPの実施方法の1つです。
2名の開発者が1つのプログラムを作成することで、効率化や品質向上を実現する開発手法です。

5、プロトタイピング

ユーザーの希望するシステムと、実際の開発システムに齟齬が生じないよう、
プロトタイプ(試作品)を作成して、認識合わせをしながらシステム開発を行ってきます。
比較的小規模のシステム開発に限定されます。

6、スパイラル開発

設計、開発、テストの1連の作業を反復的に行いながら開発を行います。

システムを複数のサブシステムにわけて、 そのサブシステムをウォーターフォール型で作ります。
その結果を反映させて、次のサブシステムを開発していきます。
中核となるサブシステムをまず開発し、その後、周辺のシステムを開発していくことがポイントです。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。