【理論と実践】Doingと、Beingと感謝のこころ
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令和5年12月21日 病院経営の理論と実践 2048号
■Doingと、Beingと感謝のこころ
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
今回は、Doingと、Beingについて学びをシェアします!
【Doing】
見えているものです。木でいうと、枝や葉です。
それらを項目分けすると、以下の通りです。
1)Behavior
階層:行動
定義:観察可能な行動
指標:努力と結果
展望:実行を改善するためのツール、スキルを磨く
一番、分かりやすいですね。
2)Practice
階層:慣習
定義:繰り返される最善の行動パターン
指標:一貫性・応用可能性
展望:より有効な最善の行動
行動を続けた結果、良い意味で習慣化されたもの、
生活習慣、運動や学習などが挙げられるでしょう。
3)Skills
階層:スキル
定義:知識・能力
指標:能力・効力
展望:能力をより高める
仕事をする上で必要なもの、人生を豊かにするものです。
【骨格】
DoingとBeingの間にあるものです。
・Self
階層:自己
定義:精神と肉体
指標:個性・強さ
展望:自分のベストな状態を発揮する
【Being】
Doingの2倍大事であり、地下にあるもの(見えないもの)です。
木でいうと、根のようなものです。
1)Framing
階層:枠組
定義:自分や世界をどう見るか、という思考の質
指標:現実を見る能力
展望:他との関係性の中で世界観を深める
世界、つまり他人をどう見るか、とも言い換えられます。
例えば、経済至上主義として、
労働生産性だけで高齢者を見た場合に捉えてしまうとどうなるでしょうか?
悲しい結末を生みかねません。
俗にいう「困った人」と対応した際に、その人をどう捉えるでしょうか?
不可解な行動でも、その人にとって理由があります。
そこまで思いを馳せられるかどうかはコミュニケーションを取る上で重要です。
たとえば患者クレームでも、何らかの理由があります。
それが分かると、お互い楽になります。
そういう世界観があるのか、と世界観(他人を理解する力)を広げていくことが大事と感じます。
2)Character
階層:人格
定義:選択や行動の原動力・基準
指標:価値観
展望:より本物の人間を目指す意欲
何よりも人格だと言われます。
3)Alignment
階層:人生の一貫性
定義:目的
指標:何のために自分は存在するのか
展望:自分は何を成すのか、という使命感
例えば、病院であれば、地域医療に貢献する、といったことが考えられます。
組織として、そのようなものが共通認識になっているか、ということは重要です。
【感謝】
感謝に2つある、と言われます。
Doingの感謝とは、良いことがあった時だけ(その時だけ)の感謝です。
Beingの感謝とは、いつも感じる、あることへの感謝です。
Beingの感謝を感じ、過ごしていきたいものですね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験。無事1次は通過、現在は2次試験の結果待ち。
(2023年、中小企業診断士の1次試験は無事通過。現在は2次試験の結果待ち)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。