【理論と実践】戦後から現代(1950年代から2000年代の医療経営史)(医療経営士テキスト 初級・1 所感)
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令和6年1月12日 病院経営の理論と実践 2070号
■戦後から現代(1950年代から2000年代の医療経営史)
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
医療経営士初級(3級)テキストの「医療経営史」より学びをシェアします。
今回は、戦後から現代(1950年代から2000年代の医療経営史)について確認します。
1)1950年代
1948年の医療法の施行に続いて、
1950年の完全看護制度(家族や付き添いによって行われていた入院患者の世話を看護職によって行う)
1958年の基準看護制度(患者数に対して看護師数の比率を満たしている看護体制)
への移行がありました。
2)1960年代
今の基盤となる「国民皆保険制度」の開始です。
3)1970年代
高齢化率が7%になったり、
(ちなみに、2019年には、28.9%です)
1県1医大体制が始まります。
4)1980年代
医療費抑制の動きが起きます。
今に続いていますね。
1983年には、高齢者の医療費無料から一部負担が始まります。
特定療養費制度の創設は1984年です。
1985年の医療法の第1次改正では、病床規制が大きな変化です。
5)1990年代
医療法の第2次改正では、機能分化によって特定機能病院や療養病院が開設され、
第3次改正では、患者への情報提供(インフォームド・コンセント)について書かれています。
6)2000年代
規制緩和が始まります。
第5次改正もこの年代です。
ナショナルセンターの独立法人化や、
2004年以降は、国立病院の国立病院機構化が始まります。
2000年の医療事故を契機に、医療安全への視点が高まります。
経営においては、DPCによる政策誘導や、
予防に点数がつき始めたのもこの頃です。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
(以下は、参考までに、勉強当時(2015年頃)の初級テキストのタイトルです)
医療経営史
日本の医療政策と地域医療シスム
日本の医療関連法規
病院の仕組みと各種団体、学会の成り立ち
診療科目の歴史と医療技術の進歩
日本の医療関連サービス
患者と医療サービス
生命倫理と医療倫理
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/ (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/ (紹介)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
(2023年、中小企業診断士の1次試験は無事通過。現在は2次試験の結果待ち)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。