【理論と実践】医療関連法規の狭義と広義(医療経営士テキスト 初級・3 所感)

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令和6年2月23日 病院経営の理論と実践 2112号

■医療関連法規の狭義と広義(医療経営士テキスト 初級・3 所感)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

医療経営士初級(3級)テキストの「日本の医療政策と地域医療システム」より学びをシェアします。
今回は、日本の医療関連法規(医療関連法規の狭義と広義)について確認します。

医療関連法の全体像から確認しましょう。

1、医療関連法規

1)意味

法規とは?

・憲法
・法律
・政令(内閣の閣議)
・告示
・省令(関係省庁で決める)
・条例
・規則
・通知

憲法は最も重いものですね。
そこから法律や政令、などが出てきます。

医療や介護は様々な法律・政令等に基づいて運用されています。
我々のなじみが深いものは、療養担当規則や、診療報酬に係る通知等がよく目にするものでしょう。

2)範囲

様々な法律が絡んでいます。

・医療法
・医師法
・保健師助産師看護師法
・民法
・保険法
・生活保護法
・労働基準法

医療法も時代に合わせて多くの改正が行われてきました。
その他、専門職と言われる医師や看護師など、職種ごとの法律もあります。
医療に限定されないような労働基準法といったものも、労働者の立場からは重要ですね。

これら様々な法律に基づいて運営されていることを知らなければなりません。

2、狭義

・医療法
・介護保険法

など、医療従事者や病院・診療所などの、限定された範囲の法律もあります。

3、広義

さらには、以下のように、医療や介護に限らず適用される法律もあります。

・民法
・民事訴訟法
・労働基準法
・労働安全衛生法
・刑法(建築や消防)

医療業界だからといって、それ以外の法律に無頓着で良いかというとそうではないということです。
そういう意味では医療職だけでなく、管理を担う事務職もまた重要な役割を持っていることがわかりますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の2次試験は突破、次は登録。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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