【1070】心の琴線に触れる田坂広志さんの言葉(仕事の報酬とは何か)
日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
土日は、医療・介護の記事から離れて、自由な記事を書くようにしています。
今日は久しぶりに、本の紹介をしようと思います。
こちらの本です。
田坂広志さんの「仕事の報酬とは何か」
です。
以前、上司に勧められた本です。そして、後輩に進めたこともあります。
仕事を通して「何を得たいか」ということですよね。
人からの評価か。
成長か。
金銭か。
中心に何を置くかで、出来事に対する捉え方も大きく変わります。
人からの評価を中心に置くことは、他人に依存した生き方になってしまいます。
他人の行動や評価は、自分ではどうしようもできない部分がありますから、
そこに依存してしまうと、明らかに振り回されます。
では、どうすれば良いのか?
人生の大半は、仕事に使う訳ですから、そのポイントは何か、ということで、
とても参考になる、人生の勘所を教えてもらえる本だと思っています。
ちなみに、田坂広志さんは、YouTubeでも動画がありますので、お勧めです。
本もたくさん書かれています。知る人ぞ知るという方である、と思っています。
今回、紹介する本の中で出てきた言葉たちも、心にしみます。
( 「・」本文引用 、 「⇒」私の感想 )
・一流のプロフェッショナルは、
するべき努力を、愚直なほどに、している。
⇒成果が出ない時、うまくいかない時、何に原因を求めているか。
他人や環境に求めていないか。
何かに文句を言えるほど努力しているのか、と反省されられる言葉。
・静かに自分の心の中を見つめてみると、
心の奥深くに、「早く手軽に腕を磨きたい」という
安易な気持ちがあることに気がつきます。
そして、その安易な気持ちが、
地道な努力を怠らせていることに気がつきます。
⇒近道はない。
そうはいっても、近道を求めてしまう。
相応の努力もせずに結果だけを得ようとしていないか、
そんな心の弱さに気付かされる言葉。
まいた種の分だけ、行動した分だけ、結果が出ると自戒したい。
・しかし、その「経験」が、本当に「スキル」を磨くことに役立つためには、
「反省」をしなければなりません。
「反省」を通じてこそ、
「スキル」を改善していけるからです。
「反省」という行為を通じて、
「経験」を「体験」にまで高めていないのです。
⇒生きていれば、様々な経験をする。
いいことも悪いことも。
しかし、それらが、人生の糧(かて)になっているかどうか。
せっかくの経験をどぶに捨ててきてしまっていないか。
なぜ、そうなるのか。
それは、反省をしないから。
流されて生きていないか、立ち止まる大切さを気づかされる言葉。
・謙虚な心で周りを見渡せば、
やはり、「師匠」と仰ぐべき人物は、いる。
必ず、いる。
⇒全部が全部尊敬できなければ、見習えないということはない。
一つでも、二つでも、優れているところがある。
そこに目を向けること。
尊敬すること。
他人から学ぼうという気持ちとなり、相手を尊敬するという気持ちにもなり、
お互いにとって良い関係性を築ける心の土壌になる。
・「俺は腕が上がった」という
慢心があることに気がつきます。
⇒多少なりとも、仕事がうまく回ってきた時に、
これは、私「だけ」の成果だと、うぬぼれていないか。
実際は、違う。
周りのサポートあってのこと。
ここを勘違いすると、とんでもないことになる。
勘違い野郎になる。
助けているようで、助けられている。
お互い様。
腕が上がったこともあるかもしれない。
ただ、それだけではない、と理解したい。
以上です。田坂広志さんの言葉や声は、心に響くものがあります。
興味があれば、ぜひ、本や動画をご覧ください。
失礼いたしました。
では、また明日(^_^)v
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