【1475】医療法人の4業務が地域包括ケアシステム構築にどう貢献するか
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
中神勇輝です!
1475日目。「病院経営の理論と実践塾」より、日々の学びや気づきをお知らせします(^_^)
しばらく医療経営士の試験対策も兼ねて、長英一郎さん作成の医療経営士1級の予想問題集より学びをシェアします。
今日のテーマは「医療法人の4業務が地域包括ケアシステム構築にどう貢献するか」について。
医療法人の4つの業務について考えてみましょう。
4つの業務と聞いて何が思い浮かぶでしょうか。
本来業務
附帯業務
収益業務
附随業務
ですね。
これの4業務がいかに地域包括ケアシステムの構築に貢献するか、という視点で考えています。
地域包括ケアシステムとは何か。
5つの視点でいえば、住まい、医療、介護、予防、生活支援が密接に結びついて構築されるものです。
1、本来業務
病院や診療所、介護老人保健施設の運営のことです。
病院や診療所では、医療を提供したり、予防に貢献できます。
介護老人保健施設では、在宅で暮らせるようにリハビリで在宅復帰を進めます。
そういった医療や介護にまつわるのが、本来業務ですね。
2、附帯業務
訪問介護や訪問看護、疾病予防施設、有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅等です。
訪問介護では、要介護者が自ら調理を掃除をすることを支援してます。
訪問看護では、疾患ケア、生活も支援します。看取りをサポートすることもあります。
疾病予防施設では、運動機能を維持・向上、生活習慣病の予防につなげます。
有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅では、住まいを提供します。
3、収益業務
例えば、不動産賃貸業等です。
アパートやマンションの賃貸によって住まいを提供します。
4、附随業務
病院内の売店などがあります。収益業務に入りません。
車椅子や杖の販売などで、転倒予防、自立歩行を支援することにつながります。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)