【理論と実践】物価・人件費高騰下での病院経営改善
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令和7年8月3日 医療・介護経営の理論と実践 2638号
■物価・人件費高騰下での病院経営改善
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おはようございます。中神です。
物価・人件費高騰で病院経営が厳しさが増しています。
経営改善に求められることは何でしょうか。
■財務状況の詳細把握と可視化
まず自院の財務状況を詳細に把握し、資産の実態を可視化することですね。
損益計算書や貸借対照表の状況を知ることが不可欠です。
これにより、効率的な資源配分や事業規模の適正化を検討できます。
一般職員に公開されていないことも多いと思いますが、
経営の肝と言える数字ですので、自身の経営状況を考えるにあたり、必須の情報です。
■診療報酬改定への対応
今後の診療報酬改定では、物価・賃金高騰に対応するため、
診療報酬への「加算」や入院基本料の引き上げ、さらには期中改定が強く要望されています。
2026年の診療報酬改定に向けて、これらの動向を注視し、経営戦略に活かしましょう。
入院・外来医療等の調査・評価分科会の資料は、必見です。
また、医療DXを推進し、電子カルテや電子処方箋の導入による
業務効率化と経営安定化も期待されています。
病院の持続可能な運営を支えるべく、情報へのアンテナを高め、行動に移していきたいものです。
以上です。では、また明日(^-^)v
（当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。）
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝（なかがみゆうき）。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ（HIIT）、読書。
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