【理論と実践】住み慣れた自宅で安心して暮らす「在宅療養」

~医療・介護に関わる職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

ご友人等へのメルマガ紹介はこちらから。
https://www.mag2.com/m/0001682907

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
令和7年8月8日 医療・介護経営の理論と実践 2643号

■住み慣れた自宅で安心して暮らす「在宅療養」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おはようございます。中神です。

今回は、「在宅療養」についてご紹介します。

■地域包括ケアシステムと治し支える医療

超高齢社会の日本では、病気を「治す」だけでなく、
住み慣れた地域や自宅で生活を「支える」医療の重要性が増しています。
もっと言えば、介護も含めて、考えていく必要があります。

これを言語化したものが、
以前から言われている「地域包括ケアシステム」ですよね。
医療・介護・介護予防・生活支援・住まいといったサービスを一体的に提供し、
重度な要介護状態になっても自分らしく暮らし続けられるよう支援できる、
そんな社会にしよう、というものです。

■かかりつけ医機能を担うクリニックと、病院の役割

医療の視点であれば、かかりつけ医が重要な役割を担います。
クリニックでは、日常の健康管理から病気の治療、
介護サービスとの連携までを総合的にサポートすることが期待されてます。

さらに、病院では、患者さんが在宅療養を継続できるように、
スポットでの詳細な検査、急変時の入院対応、入退院支援を通じて、
安心して自宅へ戻れるよう多職種で取り組むことが求められています。

地域包括医療病棟や地域包括ケア病棟であれば、
在宅での急変時でのスムーズな入院、在宅復帰率など、
診療報酬の施設基準が定められています。

その他、オンライン診療の活用も進み、
地域全体で在宅療養を支える体制が強化されていますので、
自院はもちろん、他院の動向も踏まえ、対応してい区必要があります。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/  (紹介)

◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
https://wakuwaku-kokoro.net/

◇試験勉強や本の学びをアウトプットしているYouTubeチャンネルは、こちらです(^-^)
https://youtube.com/channel/UC_PiglYG9qTBjlJ3jt3161A

この記事を書いたのは、こんな人。
ーーーーーーーーーーーーーーー
中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA