【理論と実践】診療報酬における注射手技の評価と薬剤(医療事務)

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令和7年9月20日 医療・介護経営の理論と実践 2686号

■診療報酬における注射手技の評価と薬剤(医療事務)

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おはようございます。中神です。

今回は、実際のレセプト作成における具体的な点数算定のうち、
特掲診療料の「30 注射」について見てみましょう。

■皮下注射、筋肉内注射、点滴注射などの注射の手技の評価

まず、皮内、皮下及び筋肉内注射です。

1)皮内注射は、皮膚のごく浅い部分(皮膚の表面近く)に細い針を刺す注射です。
主にアレルギー検査で使います。

2)皮下注射は、皮膚の下の脂肪がある部分に針を刺して薬を入れる注射です。
インシュリン注射やワクチン接種でよく使われます。

3)筋肉注射は、お尻や腕の筋肉に針を刺して薬を入れる注射です。

次に、静脈注射です。

腕などの血管に直接針を刺して薬を入れる注射。緊急時の治療でよく使われる。

三つ目に、点滴注射です。

血管に針を刺して、管を通じて時間をかけてゆっくりと大量の薬や水分を入れる注射です。

四つ目に、中心静脈注射です。

胸や足の付け根にある太い血管に、細い管(カテーテル)を入れて薬を注入する方法です。
栄養価の高い点滴を行う場合は「中心静脈栄養(TPN)」と呼ぶ。

最後に、動脈注射です。

血管の中でも動脈(心臓から出る血管)に直接針を刺して薬を入れる注射です。
がん治療など特別な治療でのみ使われます。

■高額な薬剤と、経営判断

手技料自体は、そこまで高くないです。
ただ、薬剤は、価格の高低がの差が大きい診療区分です。

抗がん剤や、リウマチへの生物製剤は、高額です。

ちなみに、在宅での自己注射は、
指導・在宅の診療区分で、算定しますので、注意が必要です。

薬剤というくくりで見れば、投薬と注射は似ています。
しかし、投薬は、自身で内服等、使用することができますが、
注射は、自己注射できるものもありますが、基本的に病院で実施します。

よって、注射の多少は、医療の密度を現す1つの要素と言えます。
同じ薬剤と言っても特徴が違いますので、診療区分で分けて考えることは大事ですし、
投薬や注射の結果、どのような変化が起きたか診断するための検査の動きを見ることも必要です。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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