【理論と実践】既存のシステムが引き起こす罠

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令和7年11月8日　医療・介護経営の理論と実践　2735号

■既存のシステムが引き起こす罠

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おはようございます。中神です。

以下の命題をご存知でしょうか。

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システム思考には
「システムは、そのシステムが今生み出している結果を生み出すのに、
最適なように設計されている。」
という興味深い恒真命題がある。

『未来を変えるためにほんとうに必要なこと（アダム・カヘン）』（英治出版）

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「今を変えたい！」と思った時に、
この視点はとても重要と思いましたので、シェアします。

「今の状態」を作っている仕組みを変える苦労・行動をしなければ
未来は変わらない、ということです。

既存の状態にいることは楽ですが、
今のままでは、ダメ、ということが多分にあります。

そこで、必要なのは、現状を的確に把握し、
変革の必要性を認識することです。

認識後に何をするか。

今の仕組みを壊して、直す、
いわゆる、スクラップアンドビルドが求められます。

そのためには、既存の状態のままではダメだ、
我々は、どこに向かうべきなのか、ということについて組織としての最適解、
共通認識を模索し、共有することが大事です。

ということで、現行の問題を起こすように機能してしまっているシステムは何か、
認識することから始めてみましょう。

以上です。では、また明日(^-^)v

（当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。）

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝（なかがみゆうき）。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ（HIIT）、読書。