【1254】上司は万能ではない

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

ナカガミです。今日は、この5冊の本の紹介です。過去ブログで紹介した内容の引用です。

「関係の作り方、接し方は?」、
「好かれる人、嫌われる人、人間関係の作り方は?」、
「眠り方と、健康や学習、仕事の質の関係は?」、
「育成のポイントは?」、
「リーダーのあり方は?」

といった悩み・疑問解決を目的として読んだ本です。

上司との付き合い方、部下との接し方について学べる内容でした。
ご紹介した情報の一つでも皆様の参考になれば幸いです。

◆高城幸司さんの「できる人は上司に“モテ”る 仕事は上司との関係が9割!」

【目標、目標に達するためのプロセス】

関係の作り方、接し方は?

【個人的!要約】

合う上司がいる訳ではない、上司とは合わせるもの。

【心に残った内容、感想など】

上司とは、そもそも変わった存在であることが、普通。上司とは、「合う」のではなく、「合わせる」もの。

上司の、物事の判断基準優先順位喜びのツボ怒りのツボを知る。

自己評価× 0.7が上司の評価と考える。自分を見てくれていないのが当たり前。
そもそも客観的でない。自分の仕事をキチンと報告しないと、伝わらない。

上司から見て、わかりやすく頑張る。
わかりやすく頑張る、とは、なぜ、その仕事をするのか、理由を説明することや、仕事の結果を出すことに加えて、その計画や経過をしっかり伝えていく。
そこで、同意やアドバイスを得ていく。

【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】

求める結果を達成することに加えて、そこまでの計画や、その結果を報告していく。

◆齊藤勇さんの「なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?」

【目標、目標に達するためのプロセス】

好かれる人、嫌われる人、人間関係の作り方は?

【個人的!要約】

上司は万能ではない、と正しく見る。

自分の仕事のプロセスを見せることで、より良い評価が得られる。自分の心を見せることで、関係性が作られる。

【心に残った内容、感想など】

思っていなくても、泣きを見せる。感情の起伏が共感を生む。「なんだ自分の方が上なんだ」と言う気持ちを持ってもらう。

上司は、部下をきちんと見ていると思うのNG。人事評価で上司を味方にするには、仕事のプロセスを見せること。

新しい流れを作るには、最低3人が必要。3人集まれば「団」となる、「みんな」となる。

人に話すことで、結論の方向性が強化される。

自分の考えを外に向けて発信するから、行動と考えが一致していく。

人間は、「今」を肯定することがとても大事。前向きになると、無理なく、行動に考えが合わせられる。

上司の光の当て方次第で、部下はいくらでも輝く。

【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】

人間らしい部分、自分ができない部分はオープンにすれば良い。助けてもらおう。

◆菅原洋平さんの「頭がよくなる眠り方―記憶力が高まり脳が働き出す!」

【目標、目標に達するためのプロセス】

眠り方と、健康や学習、仕事の質の関係は?

【個人的!要約】

寝る場所は寝る場所、スマホ、読書などの他の事はしないようにする。睡眠をうまく使い、生活を充実させる。

【心に残った内容、感想など】

睡眠不足になると、扁桃体が過剰に働き、ピリピリしやすくなる。

目を閉じて30秒、片足立ちをした時に、すぐにグラグラする場合、睡眠不足の可能性が高い。

記憶する過程は、「覚える、覚えておく、思い出す、(不要なものを)忘れる」。
睡眠は、脳の排泄行為である。脳に効率よく空き容量を作るために睡眠が必要。

2つのNG。ベッドの上で別のことをする。就寝前にウトウトする。

起床後、4時間後に、光を見る。6時間後に、目を閉じる、仮眠を取る。
(戦略的仮眠。10分から20分ほどが良い。寝るときは、頭部を固定する。仮眠前にコーヒーを飲むと良い。目覚めが良くなる。)11時間後に、姿勢を良くする。

これらのセットが、週4回できればOK とする。

仙骨を温め、体のバランスを調整する。

覚えた内容は、12時間以内にもう一度復習する。これにより、脳が「必要である」とする。

脳を疲れさせないために、生活のルーティーンを崩さない。脳が集中できる時間を生み出す。
集中すべき場や時間を作り、集中する。やる気を起こすには、やりたい事しかやれない場を作る。

【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】

ベッドに睡眠に関係ないものを持ち込まない。使用しない。

◆白潟 敏朗さんの「部下育成の王道」

【目標、目標に達するためのプロセス】

育成のポイントは?

【個人的!要約】

相手に期待していることを紙に書く、相手が考えてことを紙に書かせる。

【心に残った内容、感想など】

部下への期待は、3つまでに絞る。紙に書いて渡す。期限を設定する。

優れている部下には、半年から1年。
普通の部下には、1ヵ月。
成長途上の部下には、3日から1週間。

何故か。期限が長すぎると、何をしていいか分からなくなる。

日々、自分で考える訓練をつける。

1、究極のコーチング

「〇〇さんはどう思う」と聞く。分かりません、と言われたら、時間を与えて紙に書かせる。
間違えた答えが出てきたら、別の視点を与えるなど、ヒントを出す。出ないなら、ひたすら待つ。

2、ツッコミのエベレスト。「結論から言って」と言う。

3、松下幸之助さんになる。「〇〇さんの意見を聞かせて」という質問をする。

成功ネタの共有。他の人のネタで周りが学ぶことができる。部下が普段の業務を振り返ることができる。

幹部会議や、他部門の会議に参加させる。成長の機会になる。

みんなで読書会。感想を言い合う。読書習慣を身に付けさせる。

ロジカルシンカー育成シート。なぜを3回、深掘りさせる。とりあえず書かせる。

【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】

期待していることを文章化し、渡す。考えていることを書かせて、思考力を身に付けさせる。

◆柴田陽子さんの「はじめてリーダーになる人の教科書」

【目標、目標に達するためのプロセス】

リーダーのあり方は?

【個人的!要約】

全部できなくても大丈夫。助けてもらいながら、決めるときは決める、その役割を果たす。

【心に残った内容、感想など】

「とほほ」キャラでちょうど良い。コミュニケーション下手は隠さなくて良い。
メンバーの良い宣伝役になる。メンバーに、自分が欠けている部分を補ってもらう。
主導権を持つ、という役割を果たす。

他人に対し、苦手意識を持つのは、もったいない。
自分と相手にとって、ちょうどいい立ち位置があるので、それを探す。
例えば、聞き役、頼り薬、話薬、頼られ薬など。

リーダーとしてどのように評価されているか、という感覚を持つ。
他人から嫌がられる癖がないかに、アンテナを張り、正す。

口に出して褒める。思っていても、言わなければ意味がない。その褒めるポイントに気づく力を身に付ける。

メール冒頭には、趣旨をはっきり書く。メールの入り口と出口を示す。

【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】

相手にとって話しやすい関係性や立ち位置がある、相手に応じて変える。

以上です。では、また明日(^-^)v

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