【1141】BCP 〜非常時の組織体制、業務の優先順位、地域との役割分担〜

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。

9月に、医療経営士一級の試験があります。
受験するかどうか、7月中頃までの勉強の仕上がり具合で決めます!
しばらく、その学びをシェアしていきます。

今回は、「想定外の出来事とBCP」について。

予想問題では、熊本地震を事例に書かれていました。

BCP。

平時、あまり気にしていない言葉です。

BCPは、大きな災害時、事業の継続、早期復旧、必要最低限の医療を提供できる準備・体制のこと。
地震や津波といった大災害の発生を通して、体制の整備がより求められています。

また、コロナ禍という緊急事態で大きく環境が変わりました。
通常と違う状態になったときに事業を継続できるか。
体制を早く作ることができるか。
医療提供の視点、経営的な視点の両面があります。

非常時の組織体制、業務の優先順位、地域との役割分担など。

いろいろあります。コロナ禍も一つの災害です。

その時に、どのような体制をとるのか。
院長、事務長、看護部長、診療部長、その部下の役割をどう考えるか。体制を作れるか。
緊急時、この業務だけは欠かせない、と言えるものを言語化することが準備の第一歩でしょう。

病床機能なのか、手術機能なのか、その他の診療機能なのか。
地域にとって何があったら必要か。
一つの医療機関の独りよがりで準備して良いものか。
地域の中で、どの役割を果たすのか。

など、決めておけたらいいですよね。理想では(^_^;)
災害は、なかなか起こらないので、そこまでの力を投入できない、というのが本音です。

とはいえ、起きる時は起きます。

地域まで配慮できたらベストです。
が、まずは自法人の非常時の組織体制、業務の優先順位は決めておきたいですね。

ベイビーステップ

では、また明日(^_^)v

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