【1186】 在宅を守る医療と介護の役割

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。

職場で「社会情勢と今後医療に求められるもの」というテーマで勉強会の講師依頼がありました。
そこで話した内容をシェアします。

目次は下記の通りです。今回は、「在宅を守る医療と介護の役割」について。

【目次】

・外部環境

コロナ禍による医療介護ニーズの変化の前倒し
地域包括ケアシステムの5つの要素
家族の解体と地域の解体
人口変化による2025年、2040年問題
ヒト不足とカネ不足
介護業界を支えるヒト不足
ヒト不足を補うDX、ICT化、AIの推進で、効率化、生産性向上が求められる
高齢化社会と介護保険
ダブルケアラーとヤングケアラー
人口減少に伴う外来の体制検討
自助の促進
情報発信と運動指導の両輪
本来業務で対応しきれない部分を多角的にカバーする

・課題

医療機関のステークホルダーとの関係性構築
巨艦型の大病院ではできないケアミックス型病院の役割
在宅を守る医療と介護の役割
少子高齢化、生産性向上、採用力向上への対応
院内外の多職種連携、他機関との連携
新しいコミュニティーの再生
選ばれる病院とは
あれもこれも、でなく、あれかこれか
外部環境の変化、内部環境を踏まえて何をするか、何に特化するか

【内容】

在宅診療には、どういうイメージがあるでしょうか。

入院するほどではない、しかし、医師の診療を受ける必要がある方。
または、外来通院しなければならないが、通院が困難で自宅でなければ診療を受けられない、という方。
また、入院が必要な状態であっても、人生の最後を自宅で過ごしたい、という方もあると思います。

そういった方々をサポートするのが、在宅部門の大きな役割ではないでしょうか。

患者には、色々なニーズがあります。
それら患者側のニーズに加えて、国のニーズとしても、入院よりも在宅での療養を勧めたい、という狙いもあります。

訪問診療だけでなく、訪問看護、訪問薬剤指導、訪問栄養指導、訪問リハビリなど、
今では様々な職種の訪問が保険診療、介護報酬で認められています。
多職種で連携することで、患者の生活やADLが改善し、在宅での生活を支えることができるからですよね。

病院主体で行うこともあれば、訪看、薬局など、様々な業態から
在宅を支援する制度が整えられてきています。
それらをどのように活用するのか、ソーシャルワーカーやケアマネジャーの役割も大きいです。

そういった外部からのケアの体制の充実に加え、
自助と言われるように、自分自身でできることを増やす、という取り組みも必要ですね。

どれだけケアが充実しても、患者、利用者本人の食事、運動といったことに対する意識が
不十分な場合、片手落ちになってしまいます。
衰えてから、悪くなってからでは、リカバリーに時間がかかります。

キュア(治療)、ケア、自助など、医療施設・介護施設でできることは分かれますが、
在宅での生活を継続していく上で、それぞれの立場でできることを的確に実行していく。

在宅診療、訪問看護の適切な利用の促進が、地域包括ケアを支える土台となっていくでしょう。

院内だけでなく、地域で連携していく体制作りが今後の大きな課題ですね。

では、また明日(^_^)v

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