【1188】少子高齢化、生産性向上、採用力向上への対応(2)

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。

職場で「社会情勢と今後医療に求められるもの」というテーマで勉強会の講師依頼がありました。
そこで話した内容をシェアします。

目次は下記の通りです。今回は、「少子高齢化、生産性向上、採用力向上への対応」について。

【目次】

・外部環境

コロナ禍による医療介護ニーズの変化の前倒し
地域包括ケアシステムの5つの要素
家族の解体と地域の解体
人口変化による2025年、2040年問題
ヒト不足とカネ不足
介護業界を支えるヒト不足
ヒト不足を補うDX、ICT化、AIの推進で、効率化、生産性向上が求められる
高齢化社会と介護保険
ダブルケアラーとヤングケアラー
人口減少に伴う外来の体制検討
自助の促進
情報発信と運動指導の両輪
本来業務で対応しきれない部分を多角的にカバーする

・課題

医療機関のステークホルダーとの関係性構築
巨艦型の大病院ではできないケアミックス型病院の役割
在宅を守る医療と介護の役割
少子高齢化、生産性向上、採用力向上への対応
院内外の多職種連携、他機関との連携
新しいコミュニティーの再生
選ばれる病院とは
あれもこれも、でなく、あれかこれか
外部環境の変化、内部環境を踏まえて何をするか、何に特化するか

【内容】

今日は、採用力向上について(^_^)

少子高齢化において、採用力はとても重要です。

私は採用・人事担当ではありませんが、
雇用、人的資源の活用に関して、身近に人事担当の上司がいるため、
様々な仕事、活動について見聞きしています。
欲しい職種をしっかりと集められる採用力は、とても大事だと感じます。

特に医療機関は、人が直接的に患者さんに医療を提供しますから、
人間性や、知識や技術が高い人を採用することは必須ですね。

そして、採用するにあたっても、
組織内にどのような人的資源、スタッフがいるのかを知らなければ、
適切な採用活動は行えません。

また、採用したスタッフが自分の能力を発揮し、働きやすい環境を整備することも大事です。
(採用できても辞められては意味がありません)

働く環境、働いている組織の雰囲気、自分のやりたいことができるかどうか、
理想に合った職場かどうか、が分かる、感じられる情報を知らせることで、
お互いの認識の不合致を避けることもできます。情報発信は、極めて重要です。

現在の就職活動の主流は、ウェブ上のようです。
ハローワークもありますが、ホームページや採用サイトなどの整備はポイントのようですね。

ホームページであれば、そもそも見られなければ応募もありません。
検索に引っ掛かる一つの方法として、
Googleマイビジネスというものをうまく活用する事例も聞いています。

広く検索され、応募ボタンを押してもらう。

ホームページや採用サイトの整備など、ウェブ上の戦略がとても重要です。

これは、採用以外のことにも応用できます。

まず見られること。

そして、見られた後は、そのコンテンツが大事。
労働条件はもちろん、職場の人の思いが分かるような情報を載せておくこと。
最後、決めるのは、人です。

人に魅せられて集まってきます。

いかに、その魅力を見せられるか。

そして受け入れる側の環境整備、教育体制といったマネジメント部分にも
力を入れてこそ定着することができます。

採用から定着までの良い循環を作ることで、法人全体の採用力・組織力アップ
つながっていくでしょう。

では、また明日(^_^)v

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