【1314】事業化、起業の考え方

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

今日は、「事業化、起業の考え方」ということについて。

医療経営士テキストの「保険外診療/附帯業務」より。

事業、起業の型として、4パターン、紹介されています。

・医療法人型
・企業部分代行型(医療法に抵触しない範囲で一部の業務を企業にアウトソーシングする)
・企業経営管理型(アウトソーシングされた企業がマーケティング経営戦略策定運営管理を積極的に行う)
・未来モデル型(インテグレーション型)

起業化によって、リスク事業であっても、ベンチャーキャピタル等を通じて資金を集めることも可能。

その際、大事な視点は、以下の通り。

・創出した事業モデルは、本当に適切か
・保険外診療で収益は確保できるのか
・いつ黒字化できるのか

そのような思考、観点を持つこと。その学びが必要であり、
メディカルアントレプナー(医療起業家)ということも紹介されていました。

医療関係は、公共福祉サービスの一面も持つ事業であり、
医療経営を学ぶ大学の専門コースまで出ています。

そして、医療起業家に求められている志向として、

リスク志向、
達成感への強い意欲、
強い独立意識、
内的統制力、
あいまいさに対する容認、
高い社会貢献志向、

などがあります。

資金調達という課題、戦略的経営の導入等も課題を解決する力も必要です。

以上、色々求められるものがありますが、事業を考えるにあたって

事業モデルの適切かどうか、
収益性があるのか、
黒字化はいつなのか、

この3つは押さえておきたいポイントだと感じますね。

夢のあるプランも必要ですが、現実に即した提案、計画、実行こそ重要です。

以上です。では、また明日(^-^)v

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/  (紹介)

◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
https://wakuwaku-kokoro.net/

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