【1335】一貫した開発工程と資金と人材育成

2022年1月16日

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

今日は、医療経営士テキスト医工連携より「一貫した開発工程と資金と人材育成」について(^-^)

医療と工学の連携を進めていく心に残った3つのポイント。

一つ目は、

・オープンプラットフォームの実現。
最終出口まで一気通貫で結ばれた開発の流れを実施すること。

現場と開発フェーズが近くにあることも大事です。
これは、開発の研究者が現場に入ることを許可して連携したり、
現場の医師が開発側にまわりたいというときは、
一定期間、研究側にシフトするといったことを行っているところもあるようですね。

日本では、医療現場のニーズや、企業のシーズ、それぞれが点の状態で散在しており、
それらをネットワーク化する仕組みが弱いという状況を打開していく必要がある、
ということも印象的です。

二つ目は、

・人材の確保と育成。
いくら箱があっても、実際にそこで活躍する人達がイノベーションに積極的でなければ意味がない。
人材育成にも力を入れていく。
また、交流することによって育成が進む。出会いは、人を成長させる。

育成対象の中に、医工連携コーディネーターも紹介されていました
開発となれば、法律上のしがらみ、例えば、薬事法に関することなど、いろいろなことを
知っていなければいけないです。
何をするかで、誰をどのように育てるか、を考えていかないといけないですね。

三つ目は、

・資金調達と情報の収集分析発信。

いくら技術力や発想力が優れていても、資金がなければ世に出すことはできません。
競争的資金、民間の投資資金などがありますが、資金調達をスムーズに行うためには、
開発及び認可が迅速に住み、投資のリターンが得られる時期を予想できること、
そのために必要な情報の収集・分析・発信機能の強化もまた重要である、と書かれています。

仕組みづくり、育成、カネ、情報といった視点で整えることが求められそうですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

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◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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富山県の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。