【1336】大事なことは何か、タスクの断捨離

2022年1月16日

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

今日は、東大ドクター流やる気と集中力を引き出す技術(森田敏宏さん)という本の学びと実践です。

やる気と集中力を引き出す、このスイッチや行動習慣にどのようなものがあるか、確認していきたいと思います。

3つに絞って紹介しますね。(今日は2個まで)

1つ目は、「やることを絞る」ですね。

私たちが人生において一番時間を使っているのは仕事です。

その仕事において、

・自分が本当にやらなければいけないこと
・自分でなくても良いこと
・やらなくて良いこと

この3つに分けてみましょう、ということですね。

仕事を書き出して断捨離をする。断捨離は、物だけに限らない、ということです。
ただ、やりたいことのために、一時的にはやらなければいけないこともあります。
やりたいことを実現するために必要なことがあれば、それはグッと堪えてやり切りましょう。

しかし、ずっと「やりたくない」が続くような場合は要注意ということも印象的でした。
「やりたくない」がずっと継続している場合は、自分以外で、その仕事に向いている人がいればお願いしたり、
自動化できないか、といった視点で仕事を整理してみる必要がありそうですね。

本で紹介されていた例えも紹介しておきます。ある教授から学生への話。
コップの中にゴルフボールを入れる、さらに砂を入れる、さらにコーヒーを入れる、
となるといろいろなものが入ります。
そんな中で本当にやらなければいけない大事なことを見失っていないですか、
という問いです。
ちなみに、コーヒーは、人生においてコーヒーを飲む余裕は持っておきたいね、
というオチです。
ゴルフボールやら砂やら色々とあふれている中で、
大事なゴルフボール、本当にやらなければいけないことを優先していく、
という思考が大事である、ということです。

これが一つ目ですね。仕事を書き出して、自分が本当にやらなければいけないこと、
やりたいことをやりましょう。

二つ目は、目標において、時間軸と項目立てが大事、ということ。

新年も開け、改めて目標を立てている方も多いと思います。
私は、今年は、曼荼羅シートで目標を立てていますが、
曼荼羅シートには時間軸という概念は入れにくいので時間軸で考えたらどうだろうか、
という視点を加えて考え直しています。

大項目としては、
仕事、ライフスタイル、収入、セルフマネジメント(健康とか運動)、ネットワークです。
これらの視点で、今月はどうか、1年後はどうか、3年後はどうか、5年後、10年後どうなっていたいか、
といったことを言語化すること。

また、目標を書くときは、結果目標と行動目標と分けて考える必要がありますが、
being目標と言われるように「なりたい自分」は何かを明確にする必要があります。

なりたい自分に向かうための手段を書くことが多いと思いますが、
目標が手段ばかりになっていないか要チェックです。
そればかりになっていると、手段が目標になってしまって失敗してしまいます。
なぜ、その手段をやっているのか、という問いを出すことも大事です。
そんな時は、手段から遡って、「なぜその行動をしているか」と、
上位の目的を考えいくることが大事です。

例えば、営業さんがたくさん薬を売ります。
それはなぜでしょうか。
営業成績を上げるためです。なぜ営業成績を上げるのでしょうか。
その薬によって、たくさんの人が幸せになるから。
という上位概念での目標を見失っていないか確認が必要です。

今日は、ここまで。
次回は、三つ目と、その他気づきをご紹介しますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

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◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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富山県の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。