【1420】保健医療2035 国民の健康に寄与する取り組みと医療機関
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
1420日目。医療経営の森より、中神がお届けします(^_^)
しばらく医療経営士の試験対策も兼ねて、長英一郎さん作成の医療経営士1級の予想問題集より学びをシェアします。
今日のテーマは「国民の健康に寄与する取り組み」について。
保険医療2035から、国民の健康に寄与する取り組みについて、考える機会を頂きました。
【コミュニティー】
健康的な生き方をするにあたり、個人だけの活動では難しいこともあります。
そこで、大事なのは、仲間です。仲間と一緒にいることで促進できる活動もあります。
コミュニティー、まちづくり、という言葉はよく聞きます。
病院を中心としたまちづくりであれば、茨木県の志村大宮病院や、熊本県の谷田病院の取り組みなどが思い浮かびます。
地域に根ざした活動によって、その地域の住民が社会との関わりを維持できる社会環境を作ることができます。
出張講座や健康教室といったことも、地域とのかかわりを持つ第一歩にもなりますので、できることを一つ一つ取り組んでいきたいと思います。
【働く】
次に、定年延長や生涯複数職による労働人口の増加も考えられます。
現在、定年は60歳です。
希望すれば65歳まで延長することができます。
仕事を通して、社会との関わりを維持することも一つの選択肢ですね。
【医療的・介護的関わり】
医療者ならではの住民への健康支援の関わりもあります。
・口腔ケアによる肺炎予防
・禁煙などの推進
・予防的介入
・低栄養者に対する栄養指導(フレイル予防)
・体力向上、リハビリ
・薬剤管理
・健診の勧め
などがあります。これらは、専門的な内容も多く、医療者が地域に貢献できる分野として大きいものと思います。
【啓蒙活動】
最後に、人生の最終段階の医療、ケアの啓蒙・具体例の発信なども考えられます。
【まとめ】
・集まる場をつくること
・働くこと
・医療者ならではの知識を伝え、実践してもらうこと
色々ある中で、リードできること、関りを持てることを選択し、取り組んでいきたいですね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)