【理論と実践】多様化する働き方と人事制度の構築

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令和4年8月16日 病院経営の理論と実践 1556号

■多様化する働き方と人事制度の柔軟性

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

今日は、朝散歩に行けました。やはり清々しい気持ちになります。
継続が大事です。

今日は「月刊医療経営士2022年6月号」から学びをシェアします。

この月の雑誌のテーマは、「人生100年時代の人事制度を構築する」ですね。

ポイントは、

「少子高齢化で労働力が不足していく中、個人に合った働き方を提供できるかどうか、職員と意見交換できるかどうか?」

と思います。

内容の中で、3つ取り上げるとすれば、

・定年後の人材活用
・働き方の変化に伴う柔軟な制度変更
・若手職員・中堅職員のキャリアアップ

が心に残りました。

・定年後の人材活用

60歳を過ぎて、バリバリと働きたい人もいれば、
ぼちぼち働きたい人もいます。

その中、業務負担を軽減することや、後身の育成に配慮した人事制度の構築が求められます。

基本、定年を迎えれば、役職は退くのを基本としつつも、
後進が育っていない場合は、一定期間は役職を担う、
などの柔軟さも必要です。

・働き方の変化に伴う柔軟な制度変更

手当は労働の対価、とも言われます。
導入当初は、必要と思われて施行された規則も、状況が変われば、
不要となるものもあるでしょう。
この変化に柔軟に対応できるかどうか、が重要です。
以前の規則の恩恵を受けている人からすると、その規則が変わることは不利益を生じます。
そこで大事になるのが、コミュニケーションです。

時代に合っていない制度の継続は、悪平等ともいえます。
不満を呼ぶ可能性もあります。
声を聞き、適切な制度変更が必要ですね。

・若手職員・中堅職員のキャリアアップ

仕事と子育ての両立。大事にしたいです。
価値観の違いもありますが、20から30歳は、伸び盛りの年代です。
その中、働きたい、成長したい、と思っても、環境から難しい、ということもあります。
仕事は、ぼちぼち、でよいです、という人もいれば、
できるだけキャリアアップしていきたい、という人もあるでしょう。
その中、職場として、出産・育児の休暇だけでなく、
キャリアにまで配慮されている職場があれば、大変な魅力です。
定型業務マスター後のキャリア形成に不安を覚えている職員もいるでしょう。

その職場にやりがいがあるか、成長できるか?
重要な視点ですね。

本日は、以上です。参考になるテーマでした。

では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)