【理論と実践】買い手として、売り手としての、M&A

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令和5年2月2日 病院経営の理論と実践 1726号

■買い手として、売り手としての、M&A

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜最近のブログのテーマ〜

・平日は、中小企業診断士関係
・土日は、医療・介護経営関係

今日は、平日ですので、中小企業診断士関係です。
最近の参考図書は、「中小企業白書」です。

〜今日のテーマ〜

・買い手としてのM&A 実施

「金融機関」にM&A 先の探索を依頼する企業が「7 割超」と最も高く、
続いて、「専門仲介機関」に探索を依頼する企業が4割超である。

とはいえ、 M&Aを斡旋する企業が乱立し、不適切な場合も散見されるため、
「M&A 支援機関登録制度」を創設し、中小企業が安心して、M&A に取り組める基盤を構築している。

M&A をするかどうかの障壁については、
「期待する効果が得られるかよく分からない」(36%)、
「判断材料としての情報が不足している」(33%)、
「相手先従業員等の理解が得られるか不安がある」(32%)が上位でる。

M&A 後の円滑な統合作業 (PMI)が必要。

M&Aの効果として、
「期待どおり、期待以上の満足度」の企業では、
「商圏の拡大による売上・利益の増加」(53%)や
「商品・サービスの拡充による売上・利益の増加」(51%)と
いった売上・利益面の向上を 通じ、付加価値向上を実感している。

起業準備者が経営資源を引き継ぎたい理由について、
他者から引継ぎを依頼されていなくても、
経営資源を引き継ぎたいと考える起業準備者が多いことが分かる。

また、「設備(居抜きを含む)」、「不動産」では、
「金銭的コストを抑えられるから」と回答した者の割合が最も高い一方で、
「顧客・販売先」、 「事業のノウハウ」、「役員・従業員」、「ブランド (店名・商品名等)」では、
「一から作り上げるのが困難だから」と回答した者の割合の方が高い。

とあります。

借り入れと言えば、銀行です。
M&A と言えば、銀行というのは、あまり認識になかったです。
銀行には、さまざまな情報が入りますので、情報探索先としては候補になりやすいですね。

M&A の障壁について、期待効果や判断材料不足のことを書かれていましたが、
3つ目の「従業員の理解」というのが目に止まりました。
今後、医療機関の合併の動きは加速していくと思いますが、
病院ごとに従業員の考え方や待遇も違うでしょう。
どのように調整していくのか、という課題があるのは明らかですね。

そして、M&A の効果や理由が興味深いです。
効果は、利益増、売り上げ増加が挙げられていますし、
理由は、顧客やノウハウ、従業員、ブランドを一から作り上げるのが困難だから、とあります。
これは「わかる」理由で、それを作り上げることこそ、時間がかかります。
時間と信頼を、お金で買うというのは、実は重要です。
自前だけでやると時間がかかります。
その時短であり、有効的な活動をする方法、ですね。

・売り手としてのM&A

買い手からから見たM&A 先の年齢について見ると、
60 歳代が約5割、70 歳以上が約2割と、60 歳代以上の構成比が7割程度と高いことが分かる。

売り手先経営者の年齢が「60 歳代」や「70 歳以上」の場合、
「事業の承継」を目的とする割合が最も高いことが分かる。

一方で、経営者年齢 が「40 歳代以下」の場合は、
「事業の成長・発展」 を目的として、M&A を行う割合が他の年代よりも高くなっている。

企業の成長戦略として M & A が活用されていることがうかがえる。

相手先企業の探し方について。
金融機関や専門仲介機関に依頼する企業の割合が相対的に高い。

買い手からみたM&A 先の探索方法と比較すると
「事業引継ぎ支援センター」や「商工会議所・商工会」に紹介を依頼する割合が相対的に高い。

M&A 障壁について、
「経営者としての責任感や後ろめたさ」が最も高く、
M & A の意志決定の際にこうした心理的側面が影響している。

また、売り手としてM&Aを実施する際の障壁について、
「相手先(買い手)が見付からない」や
「仲介等の手数料が高い」と いった実務的な障壁の割合も高い。

とあります。

高齢によるM&A の検討は、必然的に起きることですが、
経営者が若い企業に対しても、M&A を行おうとしている事例もあります。
理由が異なる点、要チェックですね。

M&A を受ける時の障壁については、経営者ならではの苦悩を感じます。
このへんがクリアになれば、M&A をしたい側も、受ける側もお互いやりやすくなりそうです。

M&A 後の円滑な統合作業 (PMI)の推進・仕組み、
「M&A 支援機関登録制度」があることも納得です。

医療機関でも、そんな話も、今後、どんどん出てくるでしょう。
地域として医療を提供し続けるために、何ができるか、考えたいものです。

・令和3年度(2021 年度)の中小企業の動向のまとめ

中小企業・小規模事業者を取り巻く経営環境 は、
2年に及ぶ感染症の流行や原油・原材料価格 の高騰、部材調達難、
人材不足といった供給面の制約もある中で、引き続き厳しい状況にある。

こうした中、中小企業・小規模事業者の業況や業績は、
感染症の流行直後において多くの業種で急激に悪化した状態から、
緩やかな回復傾向にあるものの、依然として感染症流行前の水準まで回復していない業種も多い。

一方で、感染症の流行により影響を受けている中小企業・小規模事業者に対して
行われた資金繰り支援策の効果などにより倒産は低水準にとどまっている。

ただし、資金繰りの状況は回復のテンポが弱まっており、
特に小規模事業者においては感染症の影響を受ける前の水準に戻っていない状況にある。

雇用環境については、依然として人手不足の状況が続いていることや、
特に感染症の影響を受けた「宿泊業、飲食サービス業」、
「生活関連サービス業、娯楽業」においては、
いまだ雇用者数が 戻っていない様子が明らかとなった。

今後は感染症だけでなく多様なリスクがもたらす影響により、
厳しい経営環境が続く可能性もある中、
中小企業・小規模事業者においては様々な経営課題に対応することが求められている。

とあります。

そのまま引用です。良い振り返りになりました。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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