【理論と実践】専門家の知識を持ったゼネラリスト・誰のために働くか(医事業務2023.2.15)

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令和5年2月19日 病院経営の理論と実践 1743号

■専門家の知識を持ったゼネラリスト・誰のために働くか(医事業務2023.2.15)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜最近のブログのテーマ〜

・平日は、中小企業診断士関係
・土日は、医療・介護経営関係

今日は、日曜日ですので、医療・介護経営関係です。

〜今日のテーマ〜

今回は、「医事業務(2023.2.15号)」の学びのシェアです。

診療情報管理部門の学習の機会の確保や課題解決から始まった「せとねっと」勉強会の紹介がメイン記事でした。
私もオンラインで参加したことがあります。
とかく閉鎖的な医療機関、学びの環境を作ることは、とても良いことですよね。

その記事の中で、気になった内容をピックアップします。

【求められるゼネラリストの視点】

診療情報管理の分野に専門分化した上で、求められるゼネラリストの視点、という内容が印象的でした。

情報収集・分析だけでなく、プラスアルファのことが求められる時代です。
そのための行動指針として、

幅広く様々な取り組みをすること。
続けていくこと。
やってみること。
そうすれば理解してもらえる。

そんなことが書かれてい書かれていたと思います。

これらの行動は、診療情報管理部門に限らず、どんな場合にも言えますね。

【求められる人材・体制】

日本に、DPC制度が導入されて久しいです。
導入当初、不適切な診療記録と、体制整備の遅れという課題に向き合ってきた、という記事がありました。

そんな状況を打開すべく、診療報酬で評価することで、急激に増えた診療情報管理部門。
今後、DPCやがん登録に加えて、なんでも分かる人、グローバルなスキルを持つ、そんな時代が来ます。

そして、その人材個人の力に依らない体制を作ることが求められます。

病院は組織で動きますので、できるだけ属人化しない仕組みを作ることが重要です。

その仕組みは、個人でなく、他者を巻き込み、チームで作っていく必要があります。
個人で作り込むと、属人化します。
あの人が辞めたら、動かなくなる業務システムはリスクが高いです。

属人主義でなく、組織主義であることが仕組み作りのポイントである、と感じます。

【DX化の流れ】

情報収集・分析・発信に加え、DX化・ICT化の波をいかに作るかも重要です。

例えば、

・職員の意思決定をスムーズにする仕掛け、グループウェアの活用。
・自動データの抽出・集計・表示。
・病院オリジナルアプリの開発。(日本初のPWA)
メイン機能は、外来待ち状況。院内サイネージとの連動。
クラウド配信・アプリ閲覧。最新のお知らせ配信。
(ネットクリエイツ株式会社)

など、専門知識を、横断的な視点とシステムで共有・活用し、
職員・患者満足度を高めていくことが求められる、と感じますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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