【理論と実践】人材獲得 3つのブルーオーシャンと生産性向上

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令和5年3月31日 病院経営の理論と実践 1783号

■人材獲得 3つのブルーオーシャンと生産性向上

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜最近のブログのテーマ〜

・平日は、中小企業診断士関係
・土日は、医療・介護経営関係

〜今日のテーマ〜

「組織人事」に関わる内容について確認してみましょう。

「企業診断」という雑誌を定期購読しています。

2023年4月号で、組織人事の特集が行われており、たいへん興味深い内容でした。

その中で、「人材不足にいかに対応するか!?」ということが問われていました。

医療機関もそうですが、中小企業というのは、たいてい人手不足ですね。

その人手不足解消のために何ができるでしょうか?

人材採用は、競争です。
企業と企業で、良い人材を取り合っています。

その競争市場には、ブルーオーシャンとレッドオーシャンがあります。

ブルーオーシャンとは、
従来存在しなかったまったく新しい市場を生み出すことです。

レッドオーシャンとは、
その逆で、非常に競争が厳しい血塗られた市場です。

人材獲得できないなら、新しい市場を開拓すれば良いんじゃない?

これぞ、ブルーオーシャンにおける人材獲得です。

その対象には、3つあります。

・シニア層
・女性
・外国人

シニア層に対して、60歳前後が狙い目です。
企業に定年延長が義務付けられているとはいえ、処遇が下がるタイミングは転職を考える機会になります。

女性に対しては、新卒でなく、フルタイムで働きたい復職希望者が対象になります。
また、既存の職場内でも仕事が認められる職場の構築による活躍の場の設定があげられます。

外国人に対しては、技能実習生制度や特定技能1号・2号でなく、外国人留学生があげられます。
フルタイムでの雇用はできませんが、卒業後・修了後は別です。
継続して日本で働く人も一定数いるようです。
その状況まで踏まえて考えることが重要です。

あえてレッドオーシャンで採用活動をせず、ブルーオーシャンに狙いを定めることは選択肢の一つです。

さて、そんなことは既に取り組んでいます、という企業もあるでしょう。
次に、上がってくるのが、生産性向上のアプローチですね。

特に、DX(デジタルトランスフォーメーション)の視点は必須です。
また、リスキングということも言われていますね。
従業員がスキルや知識を再習得するという意味で使われます。
人手不足なら、同じ人数のままでも、生産性を高める取り組みを行うことも必要でしょう。

大事なのは、以下の2つと思います。

今働くことができていない人がいるのであれば、働ける環境を作り、労働者を増やすこと。
同じ人数でも、より高い成果を出せる生産性の向上の取り組みをすること。

自然な選択であり、企業の義務と言えるでしょう。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。