【理論と実践】かかりつけ医機能とDX化

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令和5年4月20日 病院経営の理論と実践 1803号

■かかりつけ医機能とDX化

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、「かかりつけ医機能とDX化」について。

「病院羅針盤20230415」の記事を通しての学びです。

かかりつけ医の定義は、厚生労働省で以下の通り、言われています。

・幅広い外来医療の提供
・夜間休日の対応
・入退院時の支援
・在宅医療の提供
・介護サービス等との連携

この「かかりつけ医」の役割について、言葉を変えて表現してみます。

・地域住民が、外来、入院、在宅など、医療が必要となったときに、受診できる医療機関。
・患者だけでなく、地域の事業所・施設にとっても、頼りになる医療機関。

といったことでしょう。

それらを実現するために、大きな鍵となるのが、「ICTの有効活用・DX化」です。

なぜICT化が必要なのでしょうか?

一つには、診療情報含め患者・利用者の情報を共有することがあります。

それぞれの病院・事業所が情報を持っています。
それらの情報を、個人情報ということもあり、何でもかんでも、誰でも彼でも簡単に共有しにくいです。

しかし、かといって、電話やFAX、メールでのやり取りにも限界があります。
地域包括ケアシステムとは、地域とうまいことコミュニケーションをとっていくこと、とも言えます。

一例をあげれば、在宅診療。
家族構成の変化・家庭内の介護力の低下によって、
地域・自宅で暮らしていくためには、家族外の人の関わりが必須です。

患者の状態・医療の提供状況、家族との関係性など、最低限、これだけは押さえておこう、
という情報をピックアップして共有していくためにDX化の観点は必須です。

すぐの変化は難しくても、情報を集め、来る変化に備えておく必要がある、
そう感じた記事でした。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
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この記事を書いたのは、こんな人。

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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。