【理論と実践】小規模企業共済制度(経営者のための退職金制度)

2023年4月22日

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令和5年4月21日 病院経営の理論と実践 1804号

■小規模企業共済制度(経営者のための退職金制度)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、中小企業施策(中小企業診断士試験対策)です。

参考にした問題集は、TBCの中小企業診断士試験シリーズですね。
その中の「頻出基本編」というチャプターの学びをシェアします。

小規模企業共済制度について。

まず目的を確認します!

これは、小規模企業の経営者が、廃業や退職に備え、生活の安定や事業の再建を
図るための資金を準備しておくための共済制度です。

対象となるのは、以下の通りです。

・個人事業主(宿泊業と娯楽業を除く商業・サービス業の場合は、5人以下)
・企業組合
・協業組合
・農事組合法人

など、20人以下の規模の組織の事業主や役員が対象です。
その他では、従業員が5人以下の弁護士法人・税理士法人等の士業法人の社員です。

税法上、
掛け金は、全額「所得控除」扱い、
共済金は、「退職所得」扱い、
分割共済金は、「公的年金等」の雑所得扱いです。

その他、制度の詳細も確認します。

掛け金は、月額1,000円から70,000円で、500円刻みです。
無担保・無保証・有利子です。
共済金の分割支給の支給期間は、10年または15年です。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。