【理論と実践】 現場の課題解決に並走する経営企画室(病院羅針盤2023年5月1日号)

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令和5年5月11日 病院経営の理論と実践 1824号

■現場の課題解決に並走する経営企画室(病院羅針盤2023年5月1日号)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、 病院羅針盤より経営企画室の役割について再確認できた記事を通して、です。

企画の役割はなんでしょうか?
3点紹介いたします。

まず心に残ったのは、病院マインドセットという言葉です。

何か病院で活動を行おうとした時に、「どうしたらできるか?」という視点から入りがちです。
医療は、患者さんの症状があって、その苦しみを解決するのが目的です。
・目の前の症状をどうすれば治すことができるのか?
・目の前の問題をどうすれば解決できるのか?
という「How」の視点が先行しがちです。これは、自戒すべき点です。

Howの説明から入るのではなく、

・Why(なぜ、目的)、
・What(何を)、
・How(どうやって、手段)

の順番で、様々な説明を行なってきた、ということが書かれてあり、見習わねばならない点と思います。
つい目的を見失って手段が先行することが多々あります。
なぜ、その取り組みをするのか、念頭に置き続けたい、ですよね。

次に、データの見える化、見せる化です。

ただ、単にデータをどこかのフォルダに保存しても見にいく人は稀です。
よって、いろいろな機会で、経営状況の報告を行なってきた、とのことです。
やはり、草の根活動が重要と改めて思います。
機会を見つけて説明し続けることが周知徹底には必須と感じます。

最後に、企画・提案・徹底的な並走ということです。

企画は、取り組んだプロジェクトに永久に関わり続ける訳にはいきません。
新しい取り組みができなくなってしまいますので、その点、要注意です。
しかし、軌道に乗るまで徹底的に並走できているかどうか、ここがポイントと思いました。
私は、伴走という言葉が好きです。
組織として成長し、成果を出し続けられるような仕組みを構築できる企画室でありたい、と思いますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/  (紹介)

◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
https://wakuwaku-kokoro.net/

◇試験勉強や本の学びをアウトプットしているYouTubeチャンネルは、こちらです(^-^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。