【理論と実践】クリニカルパスが病院経営と医療の質に与える変化

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令和5年6月13日 病院経営の理論と実践 1857号

■クリニカルパスが病院経営と医療の質に与える変化

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、 医療経営士1級受験対策ということで学びをシェアしていきたいと思います。
(長英一郎さん作成の問題集より)

クリニカルパスが病院経営と医療の質に与える変化について考えてみましょう。

さて、クリニカルパスを作るメリットは何でしょうか?

最初に、医療の質から見てみましょう。

医療の質とは、治療の質と言えます。

パスを適用することにより、適切な治療・看護・リハビリテーション等の診療プロセスの標準化・明確化を図ります。
個人によるバラツキが軽減され、多職種の連携の促進にもつながりますね。

職員にとっては、患者への介入のタイミングが共有でき、漏れ等もチェックできます。
患者にとっては、治療計画などの情報提供を事前に受けることで、
自分がどのような治療を受けるのか分かるため、安心して治療を受けられます。
その結果、患者満足度が上がることが期待できますね。

次に、経営の質です。

まず、コスト削減です。
そして、リソースの最適化が可能です。

不必要な検査や治療を削減することで、医療者側の心身の負担はもちろん、医療費の抑制も可能です。
また、一定の治療プロセスに基づいて行うため、在院日数の最適化にもつながります。

人的資源の投入どころ(患者への介入のタイミング)が分かりやすいため、
人的リソースの最適化が可能となり、病院の経営効率が向上することが期待できます。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。