【理論と実践】病床機能報告制度と高度急性期

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令和5年11月23日 病院経営の理論と実践 2020号

■病床機能報告制度と高度急性期

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

【高度急性期の報告が増えている】

病床機能報告制度で、2022年の報告から2025年の見込みの数値を見ると、
高度急性期が増えています。

急性期を減らし、回復期を増やす、という動きに逆行しています。

高度急性期が増えた理由は何でしょうか?

明確な答えはありませんが、高度急性期機能に該当すると考えられる
「病棟の例」から考えると推察できそうです。

以下の病棟ですね。

救命救急病棟、集中治療室、ハイケアユニット、新生児集中治療室、
新生児治療回復室、小児集中治療室、総合周産期集中治療室などです。

【理由の考察】

コロナの重症者に対する診療報酬の充実や交付金などがでて、
ハイケアユニット(高度治療室)などを整備できた病院が増えた可能性がありそうです。
(とある方からの受け売りです)

コロナ禍も落ち着き、今後、どうなっていくのか、
高度急性期の報告数が減り、急性期の報告数が元に戻る、
なんてことが起きるかもしれなせんね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験。無事1次は通過、次は2次試験。
(2023年、中小企業診断士の1次試験は無事通過。次は2次試験)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。