【理論と実践】地域医療構想に強制力を働かせられない理由

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令和5年11月24日 病院経営の理論と実践 2021号

■地域医療構想に強制力を働かせられない理由

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

【病床再編の強制力】

地域医療構想に強制力を働かせられない理由について考えてみます。

現状、病床機能の選択は、基本、それぞれの病院の裁量に任せられています。

なぜ病院の裁量に任せているのでしょうか?

まず、地域差があるから、一律に変更ということはできないでしょう。

次に、強制力を働かせる場合、現場の反対も強いでしょう。

突然、急性期から、回復期をやってください、と言われても、
必要となる人員の配置も違いますし、
設備が遊休設備になってしまって逆に無駄が生じかねません。
現場(患者も医療従事者も)も混乱します。
少なとも、短期では無理でしょう。

さらに、強制力を働かせるためには、変化に対応できるように、
より多くの補助金などが必要になりそうです。

そうなると、財政が厳しいです。
社会保障費の削減も目的の一つですから、難しい采配です。

最後に、診療報酬改定が地域医療構想に寄り添い、
進めてきて、徐々に病床機能の転換の成果は出てきています。

ただ、中医協では、診療側の意見もありますので、ゴリ押しもできません。

地域差の視点、現場の視点、財政の視点、中医協の視点など、
様々な視点から思い通りにいかないことを痛感しますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験。無事1次は通過、次は2次試験。
(2023年、中小企業診断士の1次試験は無事通過。次は2次試験)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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