【理論と実践】国民皆保険制度による医療へのアクセスの良さのメリット、デメリット?
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令和5年11月29日 病院経営の理論と実践 2026号
■国民皆保険制度による医療へのアクセスの良さのメリット、デメリット?
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
【メリット・デメリット】
お題をいただいたので考えてみました。
今後、高齢化で社会保障費が増える一方、少子化で税収は減っていきます。
同じような医療提供体制では維持できないでしょう。
ということを踏まえて考えてみます。
アクセスが良いことのメリットは、なんといっても、悪化する前に発見しやすいことでしょう。
デメリットは、安い自己負担で病気の治療ができるので、予防意識が薄くなりやすいです。
受診へのハードルが低く、患者数が多くなり、待ち時間も長くなります。
対応するスタッフ数も必要で、多くの人的資源が求められます。
【解決策】
解決策はなんでしょう?
月並みですが、かかりつけ医制度を導入することや、
やはり病気にならないように健診受診の徹底や健康維持(運動や食事)などでしょう。
とはいえ、インセンティブがないと、なかなか取り組まないので、
医療費の自己負担を思い切って5割ぐらいにして(受診のハードルを高め、不要不急な受診を減らす)、
予防活動へのインセンティブ向上に予算を投入する、といったことも良いかもしれません。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験。無事1次は通過、次は2次試験。
(2023年、中小企業診断士の1次試験は無事通過。次は2次試験)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。