【理論と実践】患者の流れと自院の役割

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令和5年12月8日 病院経営の理論と実践 2035号

■患者の流れと自院の役割

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

受診の場面からみた、保健医療のニーズについて、興味深いスライドがありました。

【患者のフロー】

患者さんの状態・フローに、医療機関が、どう関わっていくのか、参考になります。

大きくは、

1、持病のない場合の受診パターン
2、持病のある場合の受診パターン

の2つのパターンです。

そして、さらに細かく分類すると、

1、発症前

・健診
・予防接種
・健康相談、 生活指導

2発症・ 急性期

・初診
・トリアージ
・専門医療機関への紹介

3、回復期

・専門医療機関から逆紹介の受入

4、慢性期

・慢性期における健康管理
・多様な医療ニーズへの対応(在宅医療、 遠隔医療等)
・患者の受診情報の一元管理による個別治療計画の策定
・合併症等に対する他医療機関への紹介

5、急変時・ 看取り

・在宅患者の急変時対応
・看取り
・地域包括ケアを支える

【何をするか】

この患者の流れで、

・地域で不足している領域は何か
・自院がどの部分を担うか

確認しなければなりません。

発症前に関わっていくこと(地域活動など)もしたいですし、
かかりつけ医の立場では、発症・急性期でも関わりたいところです。
そして、さらには在宅の暮らしを支えることも求められます。

地域貢献、地域に価値を提供し続けるために何ができるか、
外部環境に対し、自身が持ちうる内部資源をどのようにあてていくか、
考えていきたいですね。

(参考資料)令和4年12月23日 第95回社会保障審議会医療部会 参考資料1-1
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001027814.pdf

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験。無事1次は通過、現在は2次試験の結果待ち。
(2023年、中小企業診断士の1次試験は無事通過。現在は2次試験の結果待ち)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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