【理論と実践】新専門医制度で医療機関が構築すべき体制は？
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令和5年12月9日 病院経営の理論と実践 2036号
■新専門医制度で医療機関が構築すべき体制は？
中神勇輝（なかがみゆうき）
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おはようございます。中神です。
2018年から各基本領域間で統一された新制度で専門医養成が始まりました。
その運営機関は日本専門医機構です。
旧専門医制度では、学会ごとに独自の認定プログラムが運用されており、
そのプログラムを修了することで専門医を取得します。
ただ、学会によって、認定方法に差異が出るため、その質にも差が出る、という課題がありました。
新制度への変更の狙いは、「専門医の質を担保すること」になっています。
さて、それによって、変わることは何でしょうか？
新専門医制度に則った教育プログラムを行う基幹病院かどうか、
その関連病院であるかどうか、
これが、若手医師が集まるかどうかを分けることになる、ということです。
自分の目指す専門医について、
取得の過程（経験年数）に入らない病院はそもそも選択肢から外れてしまいます。
基幹病院になれなくても、
その連携機関になれるように動かなければ医師が集まりません。
専門医制度が変わっていく中で、
病院も、変わっていく必要がありますね。
以前の内容「令和5年12月5日 病院経営の理論と実践 2032号」について、
誤りがありましたので修正しました。以下をご参考ください。失礼いたしました。
https://wakuwaku-kokoro.net/post-6492/
以上です。では、また明日(^-^)v
（当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。）
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験。無事１次は通過、現在は２次試験の結果待ち。
（2023年、中小企業診断士の１次試験は無事通過。現在は２次試験の結果待ち）
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ（HIIT最高！）と読書。