【理論と実践】基準看護・医療の情報化・医薬分業と後発品(医療経営士テキスト 初級・1 所感)

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令和6年1月23日 病院経営の理論と実践 2081号

■基準看護・医療の情報化・医薬分業と後発品

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

医療経営士初級(3級)テキストの「医療経営史」より学びをシェアします。
今回は、戦後から現代(基準看護・医療の情報化・医薬分業と後発品)について確認します。

【基準看護】

・戦後

衛生環境が向上し、健康な人も増えました。
1950年に、完全看護「看護師の手で」へ移行します。
インセンティブとして「完全看護加算」の創設があったようです。

・配置基準

三交代について、触れられていました。
日勤、準夜、深夜の3つですね。
昭和23年、従来の「4対1」という看護職の配置体制がつくられた、ということですが、
上記の配置からの変更として、実労働時に7対1の看護配置といったような仕組みに変わっていきました。
配置が多ければ多いほど点数が高くなることから一部の病院に看護師の偏在が目立つ、
というのは、今に繋がっていますね。

【医療の情報化】

・情報化の流れ

1960年代は、医事会計システムです。
1970年代は、その流れが検査部へ波及します。放射線科や薬剤などもです。
1980年代は、総合院内医療情報ネットワーク化です。医事やオーダーですね。
1990年代は、カルテの電子化です。
その後、個人情報保護のガイドライン等の制定も進んできました。

・デジタル医療

2000年代は、e-Japan(情報通信網の整備から利用・活用までをコンセプトとする)の推進が始まります。

例えば、こんなものです。

画像、パックスやダイコム。
伝送システムの導入。
アウトソーシングで遠隔地での読影。

ネットワーク化も進んできています。

クラウド化。
地域包括ケアの推進。
ビックデータ化。
データの一元管理。

【医薬分業と後発品】

病院と薬局との結びつきでの行政指導について、触れられています。
今でこそ、医薬分業ということは当然になっていますが、以前は、違っていたということですね。

これらは、薬の一括管理や適正使用の推進が目的です。
点数の引き下げ、海外・ネット販売といった課題への対応もあります。
医療費を下げるため、後発品医薬品の登場や処方箋の様式の変化等が起きていますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の記述試験は突破、次は口述試験。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。