【理論と実践】健康診断・予防接種(医療経営士テキスト 初級・1 所感)

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令和6年1月24日 病院経営の理論と実践 2082号

■健康診断・予防接種

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

医療経営士初級(3級)テキストの「医療経営史」より学びをシェアします。
今回は、戦後から現代(健康診断・予防接種)について確認します。

【健康診断】

・法定健診

結核の検査として、X線が感染症法で義務付けられています。
労働者に対する法律の前進として、工場法があり、
労働基準法、労働安全衛生法に繋がっていきます。

学童や学生には、学校保険法。
乳幼児には、母子健康法など、市町村で、1.6歳や3歳など節目での検診をすることで、
健康を守ろうとしています。

特定健診として、一定の年齢を対象に、健康審査や保険指導を行います。

・任意健診

人間ドック。
また、がん検診であれば、健康増進法があります。
胃、子宮、乳、大腸など、市町村によって実施されます。

・自費健診

内容や受ける医療機関によって、補助の有無が分かれます。
健診は、高額なこともありますので、補助の有無は大きいです。
その範囲は市町村によって異なることがあります。

健診は、ベンチャー企業の新事業モデルでもあり、ビジネスチャンスにもなります。
ただ、倫理的な課題もあります。
国によって違うため、費用を負担すれば、実施してもオーケー、それでもNGなど、分かれます。

【予防接種】

・戦後から1990年代まで

予防接種法が1948年に制定、12疾病が対象です。
その後は、日本脳炎、ポリオ、3種混合など。
そして、1976年には、予防接種法の大改正もありました。

また、副作用による訴訟もあり、定期接種、任意接種など、分化していきます。

・2000年以降

1類疾病の発生・蔓延や2類疾病の発病・重症化防止や、
生ワクチンや不活化ワクチンなど、ワクチン接種も多種多様になっていきます。

グローバル化による、新興感染症のパンデミック、拡大が容易となってきていることも
時代の流れとして加速していますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の記述試験は突破、次は口述試験。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。