【理論と実践】介護サービス事業(居宅・前半)(介護福祉経営士テキストを通して)

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令和6年5月25日 医療・介護経営の理論と実践 2204号

■介護サービス事業の要件と各種サービス(居宅・前半)(介護福祉経営士テキストを通して)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

【はじめに】

令和6年度の診療報酬・介護報酬改定対応に奔走されている医療機関が多いことでしょう。
私もその一人です。

・急性期の厳格化と高齢者救急医療の受け入れ態勢の整備
・基本診療に対する賃上げ分の上乗せ
・負担軽減や連携を促進する取り組み・DX化の評価
・感染対策の労力を補填する加算
・生活や食事を支え、改善するための多職種の協働、地域との連携

を推進するために、新規点数の設定、既存点数の是正が加わったと感じます。

森(全体)を見て、木(個別項目)を見ていく必要があります。

【理由・参考書】

医療介護連携が重要視されていますので、介護福祉経営について大枠を学習しています。

最近は、介護福祉経営士テキスト基礎編1ー4(第3版)
「介護福祉の仕組み」を参考書に使っています。

( テキストは以下からどうぞ。(最新版は第4版です)
https://www.jmpshop.jp/products/detail/2138
「介護福祉経営士テキスト JMIP」で検索してください。 )

学習目標として、介護福祉経営士2級の受験を考えています。
こういった試験・テキストの良いところは知識や体系を網羅的に学べることです。
私自身の理解や補足確認した内容などが混ざりますので、
詳細や正確な内容を確認したい方は、テキストをご購入ください。

【本日の内容】

今回は、「介護サービス事業の要件と各種サービス(居宅・前半)」について、学習しました。

1、介護サービス事業の要件

サービスは、大きく、居宅介護サービスと、施設居住系介護サービスに区分されます。
サービスごとに、人員基準や設備要件が決まっています。
基本法令に基づいた運営を行わなければ、指導や勧告、報酬の返還、指定の取り消し、
というペナルティーまで受けることがありますので、適切な管理をしていく必要があります。

2、訪問介護

居宅において、介護福祉士やその他の従事者により行われる
入浴、排泄等の生活の世話、援助を行います。
基本方針は、可能な限りその居宅において自立した日常生活を営むことを図るものです。
生活援助従事者研修というものがあり、質向上の仕組みもあるようてす。
その研修に行く時間の確保ができるかどうか、も重要ですね。

3、訪問入浴介護、介護予防訪問入浴介護

居宅において行われるサービスです。
基本方針は、利用者の身体の清潔の保持、心身機能の維持等を図るものです。

4、訪問看護、介護予防訪問看護

居宅において、看護師等によって行われる療養上の世話または必要な診療の補助のことです。
基本方針は、心身の機能の維持回復、生活機能の維持又は向上を目指すものです。

5、訪問リハビリテーション、介護予防訪問リハビリテーション

居宅において、心身の機能維持を図り、日常生活の自立を助けるために行われる
理学療法、作業療法等のリハビリテーションです。
基本方針は、利用者の心身の機能の維持回復や向上を図るものです。

6、居宅療養管理指導、介護予防居宅療養管理指導

居宅の要介護者について、病院等の医師等により行われる療養上の管理及び指導のことです。
通院が困難な利用者に対して、その居宅を訪問して、
その心身の状況や置かれている環境等を把握し、
それらを踏まえて療養上の管理及び指導を行うことにより、療養生活の向上を図るものです。

7、他のサービス(後日、触れます)

・通所介護、地域密着型通所介護(療養通所介護を含む)
・通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーション
・短期入所生活介護、介護予防短期入所生活介護
・短期入所療養介護、介護予防短期入所療養介護
・福祉用具貸与、介護予防福祉用具貸与
・特定福祉用具販売、特定介護予防福祉用具販売
・居宅介護支援、介護予防支援
・特定施設入居者生活介護、介護予防特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護
・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、地域密着型介護老人福祉施設
・介護老人保健施設
・介護医療院
・介護療養型医療施設(廃止)
・定期巡回・随時対応型訪問介護看護
・夜間対応型訪問介護
・認知症対応型通所介護、介護予防認知症対応型通所介護
・小規模多機能居宅介護、介護予防小規模多機能居宅介護
・看護小規模多機能居宅介護
・認知症対応型共同生活介護、介護予防認知症対応型共同生活介護
・共生型サービス

8、所感

それぞれのサービスに共通することは、
利用者ができるだけ自立または居宅での生活を支援することにあります。
利用者の状態に応じて、何を提供するか、
その組み合わせが、まさにケアマネジメントが必要な部分、と感じますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/  (紹介)

◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
https://wakuwaku-kokoro.net/

◇試験勉強や本の学びをアウトプットしているYouTubeチャンネルは、こちらです(^-^)
https://youtube.com/channel/UC_PiglYG9qTBjlJ3jt3161A

この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の2次試験は突破、次は登録。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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