【理論と実践】RPA・生成AIと、「仕組みが人を支える」という言葉
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令和8年7月14日 医療・介護経営の理論と実践 2981号
■RPA・生成AIと、「仕組みが人を支える」という言葉
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おはようございます。中神です。
学会レポートの2回目です。
今回は、業務改革と人材育成に関する発表を振り返ります。
■RPA・生成AIによる業務改革
RPAや生成AIを活用した業務効率化の発表も、数多く見られました。
レセプトチェックのRPA化により、残業を月100時間削減した事例。
生成AIとRPAを組み合わせて、退院サマリを自動作成する取り組み。
具体的な数値をともなった報告が続き、
会場の関心の高さがうかがえました。
一方で、印象的だったのが、
「生成AI導入で時短は幻想か」という問題提起です。
真のボトルネックは、AIそのものではなく、
データ抽出の工程にある――。
この指摘には、深くうなずかされました。
道具を入れることと、業務が変わることは、別なのですね。
■「仕組みが人を支える」
施設基準管理の分野では、
経験者と未経験者がペアを組んで適時調査に備える取り組みが紹介され、
「仕組みが人を支える」という言葉が、特に心に残りました。
属人化からの脱却と、組織的な学習の両立。
この視点は、当院の業務にもそのまま通じるものがあります。
人材育成の面でも、事務部の新人教育プログラムや
ラダー制度の構築など、多くの病院が試行錯誤を重ねながら
仕組みづくりに取り組んでいる様子が伝わってきました。
なかでも、トップと管理職の1対1面談を20年間、
延べ2万回にわたり続けてきたという発表には驚きました。
対話の積み重ねが、組織の機動力になる。
経営理念の浸透に近道はなく、
地道な努力の大切さを教えていただいた気がします。
次回は最終回。
「学会という場」そのものの意義について、考えてみたいと思います。
今日も一日、コツコツと。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

