【理論と実践】中小企業施策・間違えやすいポイント５（経営改善・創業・起業を助ける融資制度）

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令和5年6月29日　病院経営の理論と実践　1873号

■経営改善・創業・起業を助ける融資制度

中神勇輝（なかがみゆうき）
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、「経営改善・創業・起業を助ける融資制度」です。
TBCの問題集（中小企業施策）が参考図書です。

【マル経融資】

小規模事業者経営改善資金融資制度です。
経営改善を目的とした融資制度ですね。

日本政策金融公庫が、無担保・保証人不要、低金利で融資を行います。
（無利子で行っている制度は数少ないです。参考までに経営セーフティー共済は、無利子です。）

貸付限度額は2000万円、
貸付期間は、設備資金の場合は、10年以内、運転資金の場合は7年以内です。

条件は、同一地区内で1年以上、事業を行なっていること、
商工会議所等で経営指導を原則6ヶ月以上受けたことが条件であることを押さえておきましょう。

期間や条件は押さえておきましょう。

事業計画（ビジネスプラン）を審査して、無担保、無保証人で融資する制度です。

日本政策金融公庫が、実質、無担保・無保証人、有利子で貸付を行います。
貸付限度額は3000万円です。

対象は、新たに創業をする、あるいは創業をしてから税務申告を2期を終えていない方が対象です。
2期という数字は問われやすいです。

また、創業時において、創業資金総額の10分の1の自己資金を有している必要がありますので、要チェックです・

下記の起業家の視点を生かした事業促進を図ることを目的とした融資制度です。

・35歳未満の男性
・女性（全年齢）
・55歳以上の男性

金額は、
中小事業で、7億2000万円です。
国民事業で、7200万円です。

融資期間は、
設備資金で、20年です。
運転資金で、7年です。

対象や金額、期間は問われやすいポイントですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

（当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。）

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
（可能なら中小企業診断士も受験する予定。）
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ（HIIT最高！）と読書。

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