【1340】運動とBDNFと学習脳
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来
今日は、「運動とBDNFと学習脳」ということについて。
今の時期、朝散歩は寒いし、太陽は出ていない時間で物足りないで
運動は、脳にとって良い効果があります。なぜでしょうか?
それは、BDFN(脳由来神経栄養因子)という物質が、運動によ
この物質について、感想です(^-^)
専門的な内容や具体的な改善例は、「脳を鍛えるには運動しかない
では、そのBDFNとは何か。
本で説明されている言葉を紹介していきます。
まず、脳由来神経栄養因子(BDNF)とは?
活性化したニューロン内部で作られるタンパク質。脳にとっての「
→肥料、大事です!
野菜を育てる際の土台となるのが土です。土次第で野菜の育ち具合
その土の出来を左右するのが肥料ですので、脳にとって大事なこと
二つ目に、ニューロン新生とは?
脳内の幹細胞が機能的な新しいニューロンへと分化し、発達する過
それが起きるのは海馬と、脳室下帯と呼ばれる部分だけだと考えら
→BDFNが縁となって(肥料となって)、幹細胞というのがニュ
三つ目に、幹細胞とは?
完全に機能する新しい細胞に発達しうる未分化の細胞。
成人の脳では、歯状回と呼ばれる海馬の一部と、脳室下帯と呼ばれ
線維芽細胞成長因子(FGF|2)および血管内皮成長因子(VE
→重要そうな2つの成長因子が出てきましたね。
この2つが、幹細胞を良い方向に分化させるらしいことが見えてき
その幹細胞がある場所が海馬ということですが、海馬とは何でしょ
進みます。
四つ目に、海馬とは?
学習や記憶の多くを中継する部位。
脳全体から入ってくる刺激を集め、その新しい情報とこれまでに蓄
近年、ストレスと気分に深いかかわりをもつことがわかってきた。
脳に2つしかないニューロン新生のできる組織のひとつでもある。
→記憶の整理、定着に貢献している機能のようです。
BDFNが肥料となって、ニューロンが新しく生まれる場所である
次は、その肥料によって成長が促進される因子について、です。
五つ目に、血管内皮成長因子(VEGF)とは?
重要な信号伝達タンパク質で、組織に負荷がかかり、必要な燃料を
線維芽細胞成長因子(FGF|2)と同様に、マイトジェン(有糸
最近の研究により、VEGFは脳内でも作られ、記憶の定着にかか
→難しそうな説明がたくさんです。次にいってみましょう(笑)
六つ目に、線維芽細胞成長因子(FGF|2)とは?
組織がストレスを受けたときに体と脳で分泌されるタンパク質。血
ニューロン新生に必要な幹細胞の分化を促すとともに、長期増強(
→血管内皮成長因子(VEGF)と、線維芽細胞成長因子(FGF
それらが長期増強を促進するということです。
七つ目に、長期増強(LTP)とは?
学習と記憶を支える細胞のメカニズム。
シナプスのギャップを越えて信号を送るために、脳細胞の能力ある
細胞の結合と情報伝達にとってきわめて重要。
→学習にとても大事な要素。出てきましたね。
最後に、シナプスとは?
隣りあう二つのニューロンの軸索と樹状突起の接合部。軸索では、
樹状突起で、神経伝達物質による化学信号は再び電気信号へ戻され
→シナプス間のギャップがあること。そして、それらのやり取りの
脳由来神経栄養因子(BDNF)と、血管内皮成長因子(VEGF
では、どうすれば増えるのか?
運動です!
以上です。では、また明日(^-^)v
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会
https://hcmi-s.net/weblesson-h
https://healthcare-mgt.com/art
◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
https://wakuwaku-kokoro.net/
この記事を書いたのは、こんな人。
ーーーーーーーーーーーーーーー
地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と