【理論と実践】プログラム言語の復習(中小企業診断士試験・経営情報システム)

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令和5年3月6日 病院経営の理論と実践 1758号

■プログラム言語の復習(中小企業診断士試験・経営情報システム)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜最近のブログのテーマ〜

・平日は、中小企業診断士関係
・土日は、医療・介護経営関係

今日は、平日ですので、中小企業診断士関係です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、 経営情報システムです!

過去問を解く中で、復習しておきたい!、と思った内容を紹介していきます。

【オブジェクト指向のモデル化とプログラミングの基本】

(令和2年 第3問)

オブジェクト指向の考え方は、情報システムの開発において最も重要な考え方の1つです。

オブジェクト指向のモデル化とプログラミングの基本について確認していきましょう。

実世界をオブジェクトの視点で実世界を(1)モデル化し、
モデル化したものを(2)プログラムで実現します。

オブジェクトは、直訳すれば「物」です。
プログラミングにおいてはデータと処理の集まりを意味しています。

(1)モデル化

各々のプロジェクトを「機能」と「状態」で定義します。

(2)プログラミング

機能を「手続き」として、状態は「データ」として記述します。
手続きを、「メソッド」と呼び、
この「メソッド」(機能)は、他のオブジェクトから送られてくる「メッセージ」によって起動します。
つまり、「メッセージ」は、そのオブジェクトへの仕事の依頼といえます。

プログラミングの際には、類似のオブジェクトをまとめて扱うことで、効率を高めることができます。
そのまとまりを「クラス」と言います。

(関連用語として、カプセル化は、クラスを実現するための考え方。他からのアクセス制限。)

【ソフトウェアの開発と多様なプログラミング言語】

(平成27年 第4問)

それぞれ特徴について確認してみましょう。

C言語は、OSを開発できる言語で、WindowsなどのOSもC言語を用いて開発されています。
C言語によるプログラムでは、占有するメモリの領域を指定していますが、
バグで占有しているはずのメモリの領域を開放できない場合、空き領域が不足します。
これを「メモリリーク」と言います。

「C♯」は、Javaを参考に開発されました。
Javaは、ソースプログラムをコンピューターが実行可能な形式に変換するためにコンパイルが必要であるため、「コンパイル型言語」です。
Rubyは、「Perl」を参考にして、「日本人」が開発したオブジェクト指向型言語です。
Perlは、「サーバサイドスクリプト言語」です。スクリプトファイルを作成します。
Webページに作成に用いられることも多いですが、特化してるとまでは言えず、
Unix上での文字列処理全般に用いられます。

【データ分析や機械学習を容易に行うことができるプログラミング言語】

(令和3年 第6問)

Pythonの利用が拡大しています。

Pythonは、「オブジェクト指向」、「関数型プログラミング」のいずれもサポートしています。
オブジェクト指向は、先述の通りですね。
関数型プログラミングとは、関数の組み合わせでコーディングするプログラミング方法です。
問題の性質に対し、数学的なアプローチを行うため、研究目的での利用に適しています。

Java、Ruby、PHPなどは、命令型プログラミングであり、
Pythonも、手続き型(命令型のプログラミング言語)です。

一部のPython2.xで動作するプログラムは、Python3.xのプログラムで動作しないものもあります。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。